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#119 介護福祉士 過去問解説! 【専門職の役割】

こんにちは。しょうです。

今回も介護福祉士合格に向けて頑張っていきましょう!

↓前回の復習↓


問題

〔事 例〕 Bさん(45 歳,女性)はアパートで一人暮らしをしていた。家族や親戚との付き合いはなかったが,趣味も多く,充実した生活を送っていた。 ある日,車で買物に行く途中,交通事故を起こし,U病院に救急搬送され手術を受 けた。 手術の数日後,医師から,頸髄損傷(cervical cord injury)があり,第5 頸髄節ま で機能残存するための手術をしたこと,今後の治療方針,リハビリテーションによっ て今後の生活がどこまで可能になるかについて,丁寧に説明を受けた。

問題 125 その後,Bさんは希望どおり障害者支援施設に入所した。入所した施設では,C介護福祉職がBさんの担当になった。C介護福祉職は,Bさんから,「日常生活で,もっと自分でできることを増やし,いずれは地域で生活したい」と言われた。そこでC介護福祉職は,施設内の他職種と連携して支援を行う必要があると考えた。
C介護福祉職が連携する他職種とその業務内容に関する次の記述のうち,最も適 切なものを 1 つ選びなさい。
1 工作などの作業を行いながら身体機能の回復を図るために,看護師と連携する。
2 運動機能の維持・改善を図るために,理学療法士と連携する。
3 趣味活動を増やすことを目的に,管理栄養士と連携する。
4 活用できる地域のインフォーマルサービスを検討するために,義肢装具士と連携する。
5 栄養状態の面から健康増進を図るために,社会福祉士と連携する。

第33回 介護福祉士国家試験 問題125


正解

今回は、介護職が連携する他職種とその業務内容です。

総合問題では、問題文を読まないと解けない問題も多い反面、設問分と選択肢を見るだけで解ける問題も少なからずあります。

総合問題においては、今回のような問題も少なからずあるので、問題文を読む前に質問文を読むことをお勧めします。

話を戻すと、どの専門職がどのような仕事をしているか、おおまかで構わないので、覚えておくことで十分に解ける内容となっています。

今回の選択肢の中では正解は2の 運動機能の維持・改善を図るために,理学療法士と連携する。となります。

理学療法士は、主に身体の基本的動作能力の回復へのアプローチが役割であり業務内容となります。


解説

1× 工作などの作業を行いながら身体機能の回復を図るためのアプローチは作業療法士の役割であり誤りです。

2⚪︎

3× 管理栄養士の主な役割としては、栄養や献立、衛生管理に関する指導などであり誤りとなります。

4× 義肢装具士の主な役割として、医師の指示のもと装具や義肢の制作である。

5× 社会福祉士の主な役割として、相談援助や各機関との連絡調整などであり誤りです。


おわりに

最後までご覧いただきありがとうございました。

少しでも試験勉強の一助とおなれば幸いです。

訂正や今後のご要望等あれば、ぜひコメント欄へよろしくお願いします。

では次回もお楽しみ!

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