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#58 介護福祉士国家試験 過去問解説 35−22

気分が落ち込んでいる時こそ、外に出て5分でも散歩してみよう!


どうもこんにちは。しょうです。

今回も介護福祉士合格に向けて頑張っていきましょう!

↓前回の復習↓


問題

問題 22 
廃用症候群(disuse syndrome)で起こる可能性があるものとして,最も適 切なものを 1 つ選びなさい。

1 うつ状態
2 高血圧
3 関節炎
4 徘徊
5 下痢


正解

廃用症候群にご存じですか?

廃用症候群とは、長い時間(期間)の寝たきりや活動の低下が続くことで、身体が動かない、・動かせない状態になることで二次的な心身の機能低下が生じることをいいます。

生活不活発病とも言いますね。


主な症状は、以下の様なものがあります。

・食欲の低下
・意欲の低下
・うつ状態
・便秘
・尿路感染
・肺・心臓の機能低下
・関節の拘縮
・筋力低下
・筋萎縮
 など

筋力低下や関節拘縮というのはイメージがつきやすいですが、活動量が低下することで、うつ状態や尿路感染といった症状も起こる可能性があるとのことですね。

よって、正解はです。


解説

1○ 

2×  廃用症候群で起こる可能性があるとすれば、起立性低血圧が考えられ、誤りとなります。

3× 廃用症候群で起こる可能性があるとすれば、関節拘縮が考えられ、誤りとなります。

4× 徘徊は認知症の行動心理症状(BPSD)としての可能性であり、誤りです。

5× 廃用症候群で起こる可能性があるとすれば、便秘が考えられ、誤りとなります。


おわりに

最後までご覧いただきありがとうございました。

少しでも試験勉強の一助とおなれば幸いです。

訂正や今後のご要望等あれば、ぜひコメント欄へよろしくお願いします。

では次回もお楽しみ!

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