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老害のスタート地点

ようやく、ランニングできる程度の体調が良くなってきたしょっさんです、おめでとう自分。

一時は尊敬してた先輩エンジニアも、今や老害、みたいなことってあると思うんです。わたしがどう思われてるかは、よー知らんので、そこは置いといて。それでも「あの人も年取ったな」というよりかは、なんかちがうように感じて、その違和感をよくよく考えてみたんです。

もしかして「老害」って、ただ口が悪いだけなんじゃないかと。

昔からよく考えたら、わいの先輩たちには口の悪い人が多かったのです。声がでかいエンジニアはたいてい、口の悪い先輩です。もちろんそれだけじゃなくて、とても技術に詳しく、穏やかなおじさんエンジニアもいます。ただ、昇進欲求がないのか、上に位置する人と相性が悪いのか、立場的には後輩の我々と同じようなとこにいました。最後まで、穏やかで、いろんな技術の話をしてくれる人でした。ただ、勢力的にはマイノリティです。

昭和の時代は、わたしも含め、口の悪い・声のでかい人が多かった記憶があります。これでは相手が怯んでしまったり、心をひらいてくれなかったりすることも多いでしょう。わたし自身もしんどいな、と思うこともよくありました。そうして、それを受けていたにもかかわらず、後輩の育成にも口悪く接する場面もありました。昔の自分に反省。後々、それに気がついてからというもの、わたしは会社では穏やかに・笑顔ですごすようにしています。それでも相変わらず、家の中では口が悪すぎて、娘に怒られますけど(*ノω・*)テヘ。

そうしたことを思い出しながら、最近ふと気がついたことは、自分が見かける「これが老害かー」と思う特徴に一つ気が付きました。そんなに罵るほどのことか、というくらいに口が悪い。言ってることは大したこと言ってなかったり、確かにまちがってはいないようです。自分の予想していた未来に来ていないので、怒ってるのかもしれないけど。とにかく、口が悪い。

口が悪いことを毒舌とかんちがいして、自分の持ちキャラとして展開している「ダメな」人がいるみたいな記事もよく見ますが、それにも見えます。たとえ詳しくて、いろんなことを知っていても、口が悪いと一巻の終わりですね。気がつくと、見てるだけでイラッとしてくるんですよね。建設的な会話になる気がしない。口が悪い人に対して、楯突いたりしようという気持ちすら起きません。「はいはいそうですね」みたいになったり、萎縮して、受け入れるしかない気がします。口の悪い人は、自分の意見が通ったと思うのか、そのままえらそうに口悪く雄弁に語り続けるという悪循環。

彼らにも、思うこともあるんでしょうが、まず口の悪い部分の所為で取り付く島がないように感じ、そのままのさばらせてしまっている気がします。わたしゃもう、対抗する気力もないので、早く隠居してほしいと願うばかりです。

そういったことも相まって、ますます、きれいな言葉を使おうって意識だけが芽生えるも、いつも書いてる文章は、どうだったのだろうかと反省する気持ちがあまりないのが私の悪いクセです。ああ、たまには前に書いた文章を読み直そう。

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