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Obsidian for iPhone でも Github 連携したい

PC 同士は、エンジニアよろしく Github で連携 させるに至りました。エンジニアですもの。無料ですし。

では、iPhone や iPad でも連携できるものだろうか、と調べて実践してみました。

iPhone で Obsidian を Github 連携を Working Copy を使って実現するには

iPhone で Github と連携さすのは、ちょっと大変かなーと Working Copy を使いながら考えていました。

Working Copy でマジメに運用しようと考えると、次の二つが障壁です。

  1. External Repository 機能で Link external directory を利用して iCloud Drive 上へGithubのリポジトリを連携させる

  2. 更新した情報を Github リポジトリへ連携するには PUSH せざるを得ない

これらを使うことで実現はできます。しかし、何が障壁かというと、これらは、有料機能なんです。また、Obsidian アプリとは別に、Working Copy で Git操作をしないといけなくて、かなり煩わしいです。iPhone の ショートカットを使って多少楽にできそうですが、それでもショートカットを起動しなければなりません。煩わしい。

さらに、PC 側で Obsidian Git を設定しているため、素直にリポジトリを連携してしまうと、Git で連携できません!! (Obsidian Git for iPhone だとssh + 鍵機能が使えないから)とエラーが毎度出てきてしまって、精神衛生上よくありません。

あきらめて、他の方法を探しました。

Obsidian Git で、iPhone でも連携できるのでは

素直にObsidian Git 使えました。おったまげ。Working Copy に捧げて尽くした月日をさあよこせ。それは青春か。

とは言え、PCと同じような ssh+鍵運用を iPhone ではできません。Github の "Personal Access Token" を利用します。

まず Github の初期設定を行います。。上記手順のようにして "Personal Access Token" を作成します。
"Personal Access Token" を作るだけではダメで、Github 上の対象のリポジトリに対して Permission を付与してあげる必要があります。付与するのは Contents だけです。PUSH/PULL するでしょうから read/write 両方付けましょう。

Contents へ Read and write を付与したの図

あとは、Obsidian for iPhone で Obsidian Git を設定するだけ。一旦 Vault のない綺麗な状態からやったほうがまちがいがなくて良いです。

iPad も同様です。Obsidian だけで、ほとんど全てのことが完結します。もう、これメモプラットフォームと呼んでいいのでは。

追記 (2022/2/5)

iPhone, iPad だと merge できない様子?だったり、conflict に弱かったりなので、変にファイル書き換えてしまわないように、.gitignore は次のようにしています。
そもそも PC間でも、`workspace.json` は厄介なので、 .gitignore しといた方が良いです。

# to exclude Obsidian's settings (including plugin and hotkey configurations)
# .obsidian/

# OR only to exclude workspace cache
.obsidian/workspace.json
.obsidian/workspace-mobile.json

# Add below lines to exclude OS settings and caches
.trash/
.DS_Store

更に追記 (2022/2/6)

デイリーノートの設定で、起動時にデイリーノートを開く、の設定をしてしまうと、各デバイスで開くたびに新たにデイリーノートを作ってしまって conflict が発生するので、ここはオフにしておくことが望ましいでしょう。

#Obsidian #今日やったこと

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