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しょっさんの仕事術#10 相手の目を見て話す

打ち合わせや会議の時に限らずの話です。一番難しいのは「プレゼン中のアイコンタクト」です。これができるかできないかで、観客はあなたを見る目が大幅に変わります。

相手の目を凝視してお話をしようなんてことはしてはいけませんが、まったく目を見ないというのはアウトです。アイコンタクトは不可欠です。正確には目を見るというよりかは、少し下を見るとかのテクニックはありますが、それ以前に「相手を見ましょう」というのが今日の技です。

手元に資料がある時。プレゼンで内容を把握できていない時。人は、ついついそこへ目線を寄せてしまいます。当然です。そこに必要なことが書いてありますから。

しかし。これらの資料やプレゼンの画面は、補足資料であって本編ではありません。あなたの話していること、それがメインストリームです。それでも、オーディエンスは手元の資料や画面を見るでしょう。そこはもうあきらめてください。それでも、あなたを見ている人はいます。

そんな時、話し手であるあなたが画面や資料だけ見ていたらどうでしょう。聞き手は不安を感じるに違いありません。「知らないのかな」「分からないのかな」と。

あなたのするべきことは、アイコンタクトを送ることです。こちらを見ている人たちに適切なアイコンタクトを送りましょう。話し相手が複数いるような、とくに大規模なプレゼンでは1秒程度で十分です。「あ、見られた」で十分です。あなたがライブへ行った時に、歌い手と「目が合った!!!!」と感じるのは0.5秒程度です。浮かれている場合ではありません。

さて、あなたがアイコンタクトを行うためには、今日話し始める内容をほぼ全て理解して覚えておく必要があります。むしろ、画面や資料に書いてあることは、それを読めばいいので、それ通りに読む必要はありません。伝えたいことは、あなたから口伝すればよいのです。必要な時に、必要な資料を見てもらえばいいのです。

いいですか、会議やプレゼンでの主役は、話し手であるあなたです。主役はあなたであって、資料は主役ではありません。資料は、あなたが口伝するために難しいものを表現しているだけです。百聞は一見に如かずと言われますが主体はあなたです。

目は口ほどにものを言うとも言います。その目が見えない時、あなたではなく、資料が評価されることになります。あなたではなく、資料の善し悪しで決まります。これから一緒に、お仕事を進めていく人たちと、人と人とのつながりを大切にしたいのであれば、アイコンタクトを忘れず、実践していきましょう。

私はいつも、あなたの話し方を見ていますよ。

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