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テーデルゲンの特集ページをつくってる

ども、まいどさん。
石川県の変なコメ農家、青いTシャツです。

いま、WEBサイトの宿題をしてて、われらの加工品ブランド「テーデルゲン」の特集ページをつくろうと、してるんです。

【before】

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いまは、WEBサイトの「加工品」を押すと、カテゴリーページに飛ぶしつらえになっており、タンパクに商品がぞろぞろと並ぶだけ。

でも、「ん?テーデルゲンて何??」「なんで加工品つくってんの?六次化っていう流行にのっかったアレ?」とかっていう真っ当なツッコミは、「すいません、ここそういうお店じゃないんで...」みたいなコチラ側の空気で逆に悪者にされる...になりかねない。今ココ。

なので、着地点にきたら、
「ほほ〜ん、テーデルゲンてそういう意味ねんね!」
「思いは分かった。よし、商品見せよ!」という気持ちになってもらうために、特集ページを作りたいわけですよ。

◯お伝えしたいこと
◯テーデルゲンとは?
◯開発秘話
を構成しようと、考えています。

お伝えしたいことは、

①ボクらはコメ農家です!

少しナマ言わせてもらうと、ただコメ作るだけじゃない、だから加工品も手がけているんすよっ!という文脈をお伝えしたい。
 ちょっと前から、農業界では「6次産業化」という言葉がワイワイしてて。生産の1次、加工の2次、販売の3次を掛け算して、全部をやることで6次じゃん!という、東大の今村奈良臣先生が言い出して、みんな使ってる言葉。うまく行けば農業産出額が...という目論見もあり、施策にも「六次化やった子一等賞!」みたいなのがチラホラ。
そんな世の中なので、予算とりに行くために六次化...みたいな事例が、少なくないのも事実。よしっ、コレを機に六次化だ!と取り組む人もいるし、中には成功事例もあるので、施策が悪ではないとして。
たけもと農場としては、直面したお客さんの課題感にガッシィーとがっぷり四つになった結果、加工品の開発に手が届いたので、そのあたりをお伝えしたい所存です。

②ヨコの繋がり大事に

農家はみんな仲良し!でありたいというのが、根っこの方にあって。そのほうが、気持ちよく仕事できるし、子どもにも胸張って「農業いいぞ」を言えますし、ご飯がさらに美味しくなるし(これは気分によるもの)。ボクも父も、聞くところの祖父もそうだったし、先祖が”徳右衛門”という名前で、徳をアレする家系だったのも、ヨコの繋がりを大事にしてきたって理解してます。
4Hクラブ(農業青年の全国組織)の会長をしたり、アグリファンド石川(別名、借金友の会と呼んでる農家の切磋琢磨の場)の会長をしたりするのは、先輩に育ててもらったので、その恩返しとして。そしてウチのお米をよく紹介してくれたり、アドバイスをくれたのが、農家仲間だったので、ウチだって仲間の良さを伝えることしたいしたいー!という思いを、いいカンジのフレーズにしたいと思ってる。

③作りたいのは「文化」

パスタあるじゃないですか?
アレ、かつて日本では、「スパゲッティーはお店で食べるもの」だったんですよね。そこから、乾麺が開発され輸入され、国産も作られた。同時に、パスタソースが開発され、市販化された。そういう歴史の積み重ねで、今や、特別なシーンでも、はたまた土曜日のお昼に「今日、簡単なもんでいい?パスタとか」でも食べられるほど、お店でもご家庭でも馴染んで、馴っっ染んでますよね。
そんな流れの一つになれたらな、と思うんです。
例えばリゾットセットで言っても。
「リゾット...そんなん作れんし!」という方が、
「リゾットセットか。それならできそう!」と手を出して、作ってみる。
「あら〜、思ったほど難しくないんね!」「ビーフストロガノフみたいなもんで、難しそうなイメージなの作れるって、ポイント高いな✨」となったり、「イタリア米買っておけば、冷蔵庫の余りもんでも、なんかなるんね!」という感覚になり、リゾットセット→国産イタリア米カルナローリへと移り変わる。そんな世界を描いています。
「リゾット作れんし!」の人が、「イタリア米買っとこ」に、なれるんですよ、きっと!

テーデルゲンとは

これはこれで1記事にしよう。そうしよう。
(つづく)(はず...)


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