2021年10月マンスリーベスト あとがき

毎月気に入った曲について諸々書いているマンスリーベスト記事について、ブログには書き切れなかったけれども、残しておきたいことを書き残しておきます。

先月19曲で多いなぁと思っていたのですが、今月は24曲。。。最初はそんなに多くならないかなーと思いながら選んでいたら意外と膨らんで、20曲ぐらいになったんですが、後から入れ忘れに気づいた曲が多数あり、結局この数。。。流石に多いので、まじで20曲までには抑えることにしたいと思います。

この月のサムネイルは小袋成彬の「Strides」のジャケット。今月の中ではやっぱりこの曲だなーと思っていたのですが、いつもはYoutubeからサムネ持ってきます。しかし、この曲はMVもないし、Youtubeに曲自体がなかったのでどうしようか迷って、こういう形にしました。でも、このジャケットめっちゃ良い感じだと思うので、満足です。


ここからは個別に。

Twitterにも書きましたが、glaive, ericdoa「fuck this town」~JPEGMAFIA「NEMO!」ときて、その後に長谷川白紙「ユニ」を持ってきたのは、めちゃくちゃ良い感じの流れだなと思っています。長谷川白紙のヤバさも際立っていて、満足です。

BBHF「ホームラン」は聴いていると、BUMP OF CHICKEN「ノーヒットノーラン」を思い出しました、この辺の楽曲が自分の音楽体験の根本なので。スポットライトの表現や全体を貫くテーマも含めて、かなり共通点があるリリックだなと思っています。

ちなみにリリックの中で、”中央線がループする中で、君に電話をかけようとするけど”というラインがありますが、この中央線は、東京の中央線ですかね?この”ループ”が何を指しているか次第でもありますが、路線自体はループせず、むしろ果てまで行っちゃうタイプだと思うので、別の中央線があったりしますかね。
そういえば、butajiにも「中央線」っていう曲がありましたね。良い曲ですが、こちらは思いっきり東京の中央線ですね。


今回、曲順でどうしてもうまくできなかったのが、Maika Loubté「Flower In The Dark」からの繋ぎの部分でした。曲の終わり方が、他の曲とつながっているタイプのものだったので、選曲したどの曲と繋げてもうまくいかず。。。ここは諦めたポイントでした。

書きましたが、小袋成彬は「Strides」も良かったものの、「Fomula」もめちゃくちゃ良くて、どっちの曲にするか、かなり迷いました。今改めて見ると、この曲7分もあるんですね、そうとは感じない世界観があると思います。時間がゆっくり流れている、そんな気もする鳴り方です。
そして、とにかく終盤のラインが、素晴らしすぎます。インタビューで本人も最初は意味分からなかった的なことを言っていましたが、確かに良く考えるとなかなか深いラインではあるものの、まず言葉の響きとメロディだけでも、やられました。

気づいたの
優しさは可視光線
愛以外
さざ波になって消える

これもちょっと書きましたが、この本をちょうど読んだところだったので、今作の裏テーマが”empathy”だって言うのを知ってから、曲の聴こえ方も変わりました。改めて自分も”empathy”について考えたくなって、再読中ですが、改めて読んでいてもかなり面白い本なので、おすすめです。是非。


最初は曲順選びで詰まりそうだなーとか思ったんですが、頭の曲決めたら、あとはそこそこすんなりでした。やっぱり、選ぶ曲から、自分の興味関心の繋がりが良く見えるんですよね。そういう意味でも面白いです。
この月はこんな感じでした。

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