2022.5② Weekly Music Log ~松木美定, 浦上想起、DENIMS、SATOH、six impala × MANON、デビューしたてXGとメンバー脱退リリスクとの対比~

架空対談方式で、主にその週の新譜を中心に、音楽について緩く書く週刊記事。
ですが、、、諸事情により、簡易版として、曲のリストと簡単なコメントを付けるだけの内容になります。

Playlist ※毎週、最新の曲に更新されます

松木美定, 浦上想起/ 舞台の上で

松木美定と浦上想起という、素晴らしい組み合わせの楽曲が、Spotifyの『New Music Wednesday』のカバーになるなんて、世の中悪いことばかりではないですね。こんなに優しくて暖かい音楽は、そうないです。松木美定も浦上想起も、もっともっと活躍してほしいし、日本の音楽シーンを良い方向に変えてくれるアーティストだと思います。

DENIMS / ひかり

DENIMSの楽曲は、文句なしでピースフルで心地よい印象があるのですが、この曲は、随所に不協和音のような違和感が散りばめられているのが興味深いです。なんとなく聴いていると、それらが理想と現実のギャップを表現しているように思いました。それでも、曲に通底する心地よさは一切薄れることがなく、むしろ、相対的に"ひかり"輝いているのが、とても良いです。

SATOH / call me crazy

SATOHで、こんな楽曲タイトルなんて、相当ぶっ飛んだ楽曲なんだろうと思ったのですが、良い意味で裏切られました。疾走感はありつつも、どこか勢いを抑えたこの温度感が、今の自分に刺さりました。

six impala × MANON / TROLL ME

MANONについてはあまり知らず、このインタビューを読んだり、楽曲をいくつか聴いたりする程度であるが、まさかsix impalaとコラボするとは。一切の衒いも感じさせずに、このめちゃくちゃ・ハチャメチャ加減。文句なしで最高です。

鍛え抜かれデビューしたXGとグループ再編に向かうリリスク、細分化するフィメール・ラップの現在

鍛え抜かれデビューしたXGとグループ再編に向かうリリスク、細分化するフィメール・ラップの現在

安定と信頼のつやちゃんの記事です。
宇多田ヒカルから春ねむり、そしてコーチェラに言及してから、XGとリリスクを対比して語るという、この見事な流れは、この人しかできないでしょう。
そういえば、最新のPOP LIFEではK-POP回をやっており、ここも絡めて、XGとリリスクを更に深く考えてみると面白いかもしれません。

K-POP的な趣を感じるXGと比較してみてみるとなお一層、自分はリリスクに、日本のポップスの可能性を感じるわけです。
現体制の、そして"今"の、リリスクが見れる時間はあと少しです。お見逃しなく。

ポップミュージックは永遠に鳴り続けるわけではない。それはミュージシャンとリスナーの相互関係が作り出す不定形な営みにほかならず、いま音楽が鳴っている間に、私たちはその振動を捉えていく必要がある。皆が、素晴らしい音楽が、この国からいなくなってしまう前に

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