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ぼっち

自分は一人ぼっちだ。人と関わるのが大の苦手。誰かといれば余計な気を使うし、他人とは距離を保っていたい。

最近は個々の時代になっているし、お一人様が増えたし、流れに乗って自分も一人で過ごしている。一人行動が好きだ。他人に気を使うこともないし、自分の思うがままに行動出来る。誰かに依存しなくて済むし、自立している証拠だ。

というのは建前で、頻繁ではないけどめちゃめちゃ寂しくなる時がある。孤独だ、自分は一人だ、自分が小さすぎて存在感が無さすぎて、このまま誰にも気付かれずに消えてしまうのではないか。と思いふと考えこんでしまう時がある。そして自分に酔って現実逃避。

正直他人と接するのがめちゃくちゃ苦手だ。コンビニとかでも店員の目線が気になることあるし、早く終わって欲しいと思うし。袋がいるか聞かれるとき。声が小さいのと滑舌悪くて聞き返されるの恥ずかしいからやめてほしい。やだやだ。

集団行動苦手だし、対人関係苦手なのでまず買い物は完全に自動になって欲しいし、仕事も極論自宅で誰とも接すことなく出来たらいいなと思う。仕事とはいえ毎日の電話が無かったらどれだけ精神的負担が減ることかと思う。なるべくメールで済ましたい。これは仕事に限らずプライベートにおいても同じで、LINEとか電話も返すのも拘束されるのも疲れてしまう。

世の中が便利になり過ぎて距離を感じない、もうそこには誰かがいるのと同じだ。電話の音が恐怖に感じる時もある。「あーあもうシャットダウンしたい。」そんな時もある。

自分はなんでこんな風になってしまったんだ。寂しいやつである。学生の頃和の中心になりたいと思っていた時期もあった。ひたすら構って欲しくて今思うと恥ずかしくてしょうもないことをした。それはもう必死すぎて笑える。まあ今がまともになっているかというとそういうわけではないんだけれども。むしろこじらせてしまった感がありありのありだ。昔の自分はまだ尊かったなと、まだ可愛さがあった。はずだ。

一人の時間が長すぎて、人との付き合い方を忘れてしまったよ。友達ってどうしたら出来るのだろうか。元々友達なんてごく僅かだったんだけどね。その友達さえ今やほとんど音信不通だ。むしろここまでいくと気持ちが良いわ。今まで自分が歩んで来た人生がどれだけ薄くてしょぼいものだったかをよく表しているよ。

こうなったらとことん一人を楽しんでやる。むしろ一人こそ楽しいものだ。何にも縛られず、己の思うままに生きてやるさ。他人は他人、自分は自分だ関係ないさ。上等ですよ。


・・・。



半分本気で、半分強がり。言ってみただけ。正直やっぱり仲間って大事だよね。








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