コラム→自分ルール
ただ今、外は雨。
しばらくタバコを買いに行くのを渋っている。
雨が止んでから買いに行こう。
そもそも何故、面倒なことを買いだめしておけばいいじゃないかと思われそうだが自分ルールというのを持っている。
・タスポは持たない。
自販機があれば買ってしまうから。
・タバコは切れてから買う。
沢山あると吸ってしまうから
そもそもタバコをやめるために設けたルールのはずが生活に溶け込んでいる。只々面倒くさいだけである。 そういうことをあえてやる。それを人々は自分ルールと言う。
他にも持っている自分ルールを挙げてみる。
・消耗品は使い切ってから買う
トイレットペーパーやシャンプーなど安売りされていると買ってしまうが、占領される場所のことを考えると必要な時に都度買っていくほうが気が楽。
・漫画は電子版で読む。もしくはレンタル。
漫画というのは非常に場所をとる。また次々と新刊が出るので整理するのに困難する。たまに無料で読めるサイトもあるので経済的にも助かる。そもそも本は一度読むと次に読むのはいつかわからない。
・女性には優しくあれ
小さい頃から女性比率の多い家庭で生活していたせいか、女性には優しくしなければ悪だという洗脳めいた思想が植えつけられている。
優しくしたいというか、傷つけるような真似が出来ないというのが現実。
・寝るときはオーディオブック、ラジオを流す。
ルールというか、音が流れていないと眠れない体になってしまったというのが真実。
学生時代からくりぃむしちゅーさんのオールナイトニッポンに夢中になり、それから他のパーソナリティの方のラジオを聴くようになった。
ラジオを録音しては就寝時に聴くことが日課になっていた。たぶん話し声が子守唄代わりになっているんだろう。
自分ルールを挙げてみて思ったのは、過去の経験、思い出から自分を形成していったものの残骸のようなものが自分ルールを生み出していた。
それはたいてい面倒くさい。または面倒くさいと思われてしまうような物ばかり。
ただ自分にとってはどれも大切なものばかり。
そうして僕は今も自分ルールに翻弄されながら雨が止むのを待っている。