Uruの「ロックっぽさ」とは?【しーなの見解】
こんにちは。
まえがき
学生の頃からバンドを始め、趣味として細切れに音楽を続けていたものの、自分もメンバーも家庭を持ち、子どももいたりして、なかなか好き勝手音楽について語る機会が減って、モヤモヤした日々を過ごしています。
なので、noteをそのような場として使っていきたいな、と思いました。
Uruの「ロックっぽさ」とは?【しーなの見解】
ということで、タイトルの内容についてしたためたいと思います。
私はどちらかというと、
「ロック寄り」で「男性アーティスト」のほうが好みらしく、振り返ればそれに該当する方たちの楽曲を多く聴いています。もちろんその限りではありません。
ですが、Uruさんはそんな私の耳にも不思議なくらいスッと馴染んで、大変彼女の楽曲を楽しませていただいています。
やはり魅力的なのはその声!
本題の前に、やはり「浸透力ハンパない!」(『逃げ恥』より)な声ですね。ナチュラルウォーターのようにスッと馴染むといいますか。
『アンビバレント』は、Uruさんのシングル曲としては珍しめのアップテンポな楽曲ですが、いつもどおりの声がUruさんの楽曲たらしめる確固たる要因になっています。まったく浮いてしまうことがなく。
これぞJ-POP、サビの4536進行(王道進行?)なのもたまらないですね。高揚感にゾクっときます。
雰囲気がガラッと変わる曲って、物議を醸し出しがちですよね。
LUNA SEAでいう『SHINE』みたいな(笑)
(私はLUNA SEA終幕後の後追い世代なので、むしろ『SHINE』くらいからハマったほどですが。)
たしかに魅力的な声ですが、魅力的なのは声だけではないと思うのです。
それが、そこはかとなく漂う「ロックっぽさ」だと私は思うのです。
意外と、女性のソロのシンガーソングライターで珍しいタイプな気がしています。
なぜ、バンドを引き連れているわけでもなく、バラードやしっとりした楽曲が多いのにそう思うのか。
そう思える理由が私の中ではありまして、
理由その① ロック、男性アーティストのカバーの多さ
Wikipedia参照
見ての通り、アルバムに収録されているカバー曲がほとんどロック寄り、男性アーティストなことがわかります。
(すでにジャンルのところに「ロック」とありますw 素人の私がこの先書くまでもないですね。)
数え切れていませんが、YouTubeのカバー動画もざっと見た感じそのテイストの曲が多い印象。
奏(かなで)なんか最高です。
男性アーティストのカバーをやっているイメージの強さが、Uruさんのロック×男性アーティストっぽさにも繋がっているのかと。
理由その②シンプルで硬派なメロディーライン
実は、これが一番大きいと思っています。
ただし、あくまで個人の見解、主観の話になりますが、
女性が作る曲のメロディーラインの方が、表情豊かで上がり下がりも自由度が高い
男性の作る曲のメロディーラインの方が、シンプルで硬派な感じ
という印象があります。
私個人でいうと、緑黄色社会、YOASOBIも特に好きなのですが、いずれも曲を作っているのは男性のメンバーですね。
平成でいうと、Every Little Thing、JUDY AND MARYもそのパターンですよね。
それでいうと、aikoさんとかは完全に上の例にハマる気がしています。
そこで、その対極にいるのがUruさんなのではないかと。
ロックであり、かつ男性っぽいシンプルで硬派なメロディーラインがルーツにある彼女だからこそ、こんなカッコいい曲が多いのではないかと思っています。
例えば『心得』なんかは、
サビのコード進行が、
Ⅰ → Ⅲ(7)→ Ⅵm の進行になっています。
Mr.Childrenの『しるし』
backnumberの『花束』
エレファントカシマシ『今宵の月のように』
THE YELLOW MONKEY『BURN』
などなど、
切なくてメロディアスなロックにぴったりの進行ですよね。
サビの「今日を生きる希望 あなたが〜」の部分とか、余分な物を削ぎに削ぎ落としたシンプルなメロディーを乗せている感じも、ロックを感じます。
4536進行がJ-POPにおける「得意技」だとすると、
Ⅰ→Ⅲ→Ⅵ は、ここぞとばかりの「必殺技」みたいな特別感があるような気がしています。
まとめ
今回は個人の勝手な見解として、
Uruさんのロックっぽさについて、
ルーツが男性×ロックに違いない!
シンプルなメロディライン
を軸に書いてみました。
今後も彼女の楽曲を追い続けたいと思います。
しーな
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