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不在者投票に行ってみた!

前提として私は色んな経緯があって、突然東京と地元を往復する二拠点生活をすることになった。
もう一つの拠点がいつ東京でなくなるかわからないし、他にも複数の事情から住民票を地元に置いたままで暮らしている。
又、このnoteは自分自身の経験の記録で個人の感想な上に今回の衆議院議員総選挙ではもう不在者投票を申請しても間に合わないと思う。
それでも、この先に行われるであろう衆議院議員総選挙やそれ以外の選挙でこのnoteが誰かの目について不在者投票という投票制度を知り、その延長線に選挙や政治に関心を持ってもらえることを目的として長くなるが書き記してみる。


※幾分、素人なので言葉が雑だったり見苦しい点もあると思いますがコメント等で指摘していただけると助かります。

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私にとって前回の衆議院選が初めての衆議院選であり初めての選挙だった。行った経緯は今は引退してしまった推しが毎年選挙に行くたびに投票へ行ったとツイートしてたことがきっかけで私もせっかく得た権利を潰さずにしっかりと国民としての責任を持ち投票へ行きたいと思ったからだった。
なので、今回の衆議院議員総選挙も都合をつけて地元で……とぼんやり思って投票日を調べてみた。

いや、投票日まで1ヶ月もないのに予定合わせられるわけねえ!!!!!

無知を晒すことになるかもしれないが、私はそんなにすぐ選挙が決まってすぐ開始されることを知らなかった。
前回はまだ地元の一拠点で、田舎が故にぼんやりしてても地域の人の声掛けや選挙カーなどで目にすることが多かったし、忙しなくも生きていなかったので、気にすることがなかった。

でも、今の状況は違い調べた時にはもう期日前から開票日の間は東京にいることが決まっていて地元に帰ることもできないので、諦めるしかないのか……と思っていた。

そんな数日後、SNSで不在者投票の存在を知った。

とても余談になるが好きな小説家の考えに「小説を作る上でできる経験はなるべく多くコレクションするようにしている(要約)」というものがあって、私もそれに倣ってどんなに大変なことでもできることならなるべく経験という名のネタ作りだと思って挑戦するようにしている。
なので、不在者投票についてもまずは知ることからと詳しく調べてみることにした。
すると、時間を要するので急がなければならないが、マイナンバーがあればネットで簡単に申請できることがわかった。
マイナンバーがない場合でも郵送や窓口で申請を行うことができる。
すぐに物は試しと地元のホームページからマイナンバーを使って不在者投票用紙の申請してみた。

それから、不在者投票をしに行く区のHPには、詳しい投票所は選挙管理委員会に問い合わせができる旨が書いてあったので、事前に問い合わせフォームで問い合わせをし、次の日には区の選挙管理委員会から電話があり、滞在場所の近くにある不在者投票が可能な地域センターの場所を数箇所教えていただきその中から一番行きやすい地域センターへ行くことにした。

そして、申請した日から2日後には地元からレターパックが届いた。
申請したのは夕方だったし思ったよりも早くてびっくりした。
市役所の方も郵便屋さんもすごい。

レターパックの中身は、投票方法や注意事項が書かれた紙と小選挙区で出馬している候補者、比例区の出馬してる党がそれぞれ書かれた本来は投票所に掲示されている紙の計3枚、開封厳禁の投票用紙などが入った開封厳禁のビニール袋だった。また、余談だが地方によっては候補者などのことが詳しくかかれた新聞が入っているところもあるらしい。

投票日当日の投票所閉鎖時刻までには、滞在先の選挙管理委員会からA市の選挙管理委員会へついていないと無効票になってしまうのでとにかく急ぐ必要がある。
せっかく労力をかけて投票しても無効になるなんて……恐ろしすぎる……
また、都合により不在者投票をしなかった場合は自身で不在者投票を申請した区市町村の選挙管理委員会へ返送しなければならない。
送り返すのには、お金がかかるので注意が必要。

そして、私はついに教えてもらった地域センターへ向かった。
初めて行く場所で緊張したが、ぞろぞろと入ってく人達がみんな期日前へ向かっていて少し安心した。

ただ、入口担当のボランティアの方が不在者投票をあまり詳しくわかっていなかったようで不審がられてしまい少しごまついた。結局、担当の職員の方を呼んでくれて話が進んだがとても焦った……

それからは、その職員さんが親切に詳しく教えてくれて事前に色々と調べていたかいもあり順調にことは進み投票を終えることができた。
詳しくは、「不在者投票 流れ」で検索すると出てくる総務省のPDFファイルを参照してほしい。本当にこの通りだった。

その後、投票行って外食するんだな脳を持つ私はコメダ珈琲へ。コメチキ美味い。

ここからは個人的な思いだが、国は簡単に変わらないし行ったところで結局有権者の多い高齢世代が有利なのは変わらないから行かないと選挙自体に行かず関心を持たない人が私の周りにはとてもいる。
でも、そのせいでさらに投票しに行く高齢世代に向けた政策を公約にしその世代に向けた選挙になっていると私は感じる。
変わる変わらないではなく一人でも多くの人に動いてほしい。少しの力でもみんなが足を運べばさらにより国民全体に政治家の目が向くと私は思う。

自分が生まれ育ちこれからも暮らす国に興味を持って、調べたり色んな人に聞いたり話すことで知っていってほしい。
消去法になろうが、あなたの一票はとても大切なものだと思う。

そして、もっと気軽に政治について話し議論したり選挙に行ける時代になってほしいと願う。


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