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2018年9月の記事一覧
002.何を見なかったか
私は昔から『何かをやれなかったということは、別な何かをやっていたということだ』と言ってる。
これは子育て中のママが、あるいは数年に渡る巨大ビルの常駐者が、強迫観念にも似た「参加できないもどかしさ」を感じることへの慰め(というか真実)でもあり、昼寝をし過ぎて貴重な休日を無駄にしてしまった日の自分への慰め(というか真実)でもある。
SNS時代の弊害なのだろうか、「他人のことばかり気になって、目
001.脆弱性という魅力
自分が感動してしまう事というのは、なんだろかと考えてみる。
深い愛情の共有だったり、驚愕の集中力の継続だったり、早熟過ぎるまでの審美眼だったり、見たことも聞いたことないようなリサーチ能力だったりする。
ドキッとするような魅力的過ぎる彼等が、その輝きを失っていく過程を何度も見て来たけれど(彼等の人生に「私」は関係がないのだから、実に身勝手な話だ)、その最大にして唯一の原因だと私が疑っているも