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今年の春漁は、昨年にも増して厳しくなっています。2000杯で賑やかだった頃ははるか遠く、20杯なんていう日もあります。

5月21日の桜えび漁は、由比漁港には250杯ほど、今年の春で一番多い水揚げでした。多いとはいえ、価格は15キロ9万円代キープ。昨今の社会状況で飲食店さんが大変なご苦労をされている中、ちょっと信じられないような価格帯です。

入札はなかなか難しいですが(笑)、駿河湾産の良さを知っていただくためにも、漁師さん、加工業の私たち、そしてお客さまの「三方よし」を模索していきたいと思います。

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5月17日の洋上からの写真を乗り子さんが送ってきてくださいました。

このあとうねりが酷くなり、翌々日、5月19日は。。。

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雨も降り、海は大荒れ。由比漁港の杯数は30杯でした。

今年の春漁は6月5日まで。

昨晩は富士沖でまとまった群れが見られました。

刻々と漁期の終わりが迫ってきますが、ここからです。

海水温、波風の様子が落ち着いて、良いコンディションの「駿河湾産らしい」身の太さ・水揚げから港までの鮮度管理・加工までのタイムラグの少なさを発揮できる桜えびを商品にできるといいなと思います。