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『元革職人→現在きこり』経歴と自己紹介

はじめまして!この度は私のnoteをご覧いただきまして誠にありがとうございます。

元革職人⇒現在林業家のKATSUと申します。

記事は主に革職人として過ごした期間のことやノウハウを書いていこうと思いますが、
まずは自己紹介を少し長めに書いてみます。

現在の私は、山で木を伐っています。きこりです。( ^^) _U~~


川(革)から山へ。

革職人としての自分とひと段落つけ、
新しい可能性を求めて林業の修行を続けていますが、

あと数年修行したら森林とクラフトのノウハウを活かした新しい事業をスタートしようと考えています。

林業に入る前は革工芸家・レザークラフト作家として、趣味時代から数えて10年近く活動してきました。

活動としては、
・革製品のデザイン・制作・販売
・イベント、クラフトフェア、フェス、ショッピングモールでの出展
・ワークショップの開催
・カルチャー教室の運営
です。

基本的に、自分で企画からデザイン、制作、営業まですべてを担当。

全国のクラフトイベントに遠征して出展し、各地のショッピングモールなどでも毎月出展していました。


ワークショップは大人の方もお子さんも夢中で体験していただき、
最大で一日60組のお客様に体験してもらうほど大盛況でした。

革工芸の楽しさを自分も楽しみながら
たくさんのお客様に伝えていく、とても幸せな時間だったと思います。

そんな活動の中で得た経験をnoteにしていきます。

革職人を生業とするまで


20代は色んな仕事を転々としながら自分に何が出来るかを探し求め、
趣味もいろいろ手を出しながら模索していました。

小さい頃から何かをクリエイトすることが大好きで
夏休みの工作では気合を入れ過ぎて未完成で終わることがしばしば。

創作が大好きなのは間違いないという
内なる秘めた可能性を開花させるため

漫画、CG、木工、彫金、ギター、ハングドラムなど
いろいろ手を出したけどどれにもはまらず、、、

つぎ込んだ投資は中途半端な経験として残り
ヤフオクへと流れていくばかりでした。

バイクにも手を出し、ツーリングにはまりかけた時期もあったが
転倒事故で怖くなり手放す事に。

手元に残ったのは、バイカーとして格好から入るために買った、使いづらいコードバンの極厚ロングヲレットでした。

革のロングヲレット


革のロングヲレット。それもアマゾンで写真だけ見て買った、
安いけど見た目はゴツくてイカつい〇国製のコードバンのヲレット。

どう考えてもあれはコードバンではなかったが。。(笑)

当時はコードバンが高級馬尻革のこととも知らずに
持っていたのだから無知な自分が恥ずかしい。。

その使いづらい財布を分解し、使いやすいようにパーツを減らそうとしたのが最初のレザークラフトでした。

分解してみて思ったのは、
意外と構造が簡単!というかけっこう雑!

そこから自分にもできるかも!という思い込みが革の世界へ第一歩でした。

レザークラフトに興味がある方は是非、安いレザーヲレットを買ってみて
分解してみてください。

自分にも出来そうって思った人は、たぶん出来ますよ!(^^)!


初めてのレザークラフトから出展へ


それからというもの、レザークラフトを趣味として取り入れ
身の回りの物をレザー化していく日々。

↑最初のレザークラフト作品(教本を見ながら作ったやつ)


財布、名刺入れ、スマホケース、ベルト、バック
自分の全身レザー化計画が完了する頃には、

そのアイテムを見た友人から
「俺のも作ってよ」
ってリクエストがほぼほぼ必ずあります。

友人が少なかった私は、そのリクエストもすぐに一周してしまいました( ;∀;)

それでも創作が楽しかった私は、作りすぎたアイテムの置き場に困るようになります。

そこから自然とイベント出展するようになりました



ちょうどクラフトフェアなどのイベントが盛んになってきていた2010年代。

クラフトフェアの職人が集まる自由な創作の空気感が好きだったので、
レザークラフトを始める前からバイクのツーリングで
地方のクラフトフェアを目指していくほどでした。

おすすめのクラフトフェアはまた別記事でまとめます。

自分がイベントに出展するようになってからは泥沼のようにはまっていき、
出展頻度も月1回から2週に1回と増え、
毎週イベントに追われ製作が追いつかないくらいになっていました。

当然、仕事しながらイベント出展していると、製作時間を確保するため睡眠時間を犠牲にしてく日々。

さらには、市民教室の依頼も入りさらに忙しくなっていくと、どれが本業なのかわからなくなっていました。

趣味として入ったレザークラフトでしたが、注ぎ込んでいた情熱はもはや本業と言ってもいいほどで
その頃からレザーの本業一本化へとシフトしてくこととなりました。

このnoteで伝えたいこと


このnoteでは、生業としてのクラフトの事業展開のノウハウを
失敗も成功も含めて経験としてお伝えできればと思います。

好きなことで生きていくことを選ぶ、
それを実際にやってみてわかったことは、やって良かったという思い出と経験がしっかりと残ることです。

2011年のあの出来事を境に、
世の中は自由にやりたいことを生業にする風潮が盛んになってきたように感じます。

時代は変わり、厳しい時を経験している現在ですが、
あの頃の世の中の情熱は今後もどんどん広がって
成熟していくと思います。

そして、皆さんがもっと自由に創作の幅を広げ
失敗なんか恐れずに、誰の目も気にせずに
自己表現の一つの選択肢として、人生の中にクラフトが馴染んでいく。

そんな世の中になっていくような気がします。もうなりつつあるのかな。

そんな皆さんのお役に立てるようなnoteを作っていこうと思いますので
どうぞよろしくお願いいたします。

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