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GH5Ⅱで撮影した光と影の日常写真

ふと「どうして僕はこんなに写真を撮っているのだろう?」と思うことがあります。

カメラで写すことができるのは目に見えるものだけですが、写真を見返していると、切り取った場面にあったすべてが写っているように感じることがあります。

その時の光も、その時の嬉しさも、その時の寂しさも、その時の期待感も、その時に抱えていた不安も、目に見えないものまで写り込んでしまうので不思議です。
写真を見返していて、楽しい気持ちになることもあるし、切ない気持ちになることもあります。

でも、だからこそ撮り続けているのかもしれません。

過ぎ去った時間を巻き戻すことはできないけど、丁寧に撮りためてきた写真を見返せば、忘れてしまっていた色々な思いが懐かしい記憶とともによみがえってきます。

PROFILE

妻と子どもたちと暮らしながら、家族や地元静岡の日常を撮りためています。フィルムカメラやオールドレンズでの撮影も好きです。

GH5Ⅱで撮影した光と影の日常写真

静岡の田舎
家族と歩いた朝の散歩道
金沢の街を歩いた日
生まれ育った町
ローカル線の旅
地元のバス停
家から見える桜

柔らかな光とともに

日常の中で「心地良い」と感じた場面を撮りためているので、柔らかな光が差し込んでいる写真が多くなります。

レンズを向ける対象に一貫性はなく、撮り方もあまり工夫はしていません。いつもカメラを構える時は心動かされた時なので、目の前の光景をなるべくそのまま写したいと思っています。

「家族のいる風景」と「家族と見た風景」はいつも大切に撮り続けています。写ってはいなくても、家族と一緒に過ごした時間に撮った写真は風景写真であっても特別な思い出が含まれています。今回掲載した写真の中にも、息子をおんぶしながら撮った写真もあります。娘と手を繋ぎながらとった写真もあります。

GH5Ⅱと旅をした4ヶ月半は、これまでで最も多くの写真を撮った日々であったかもしれません。このnoteに掲載する写真を選ぶために撮りためた写真を見返してみたのですが、秋の深まる頃から、冬を超えて、春に向かって過ごした日々の記憶が鮮やかによみがえってきました。写真を撮っていなかったら忘れてしまっていたかもしれない思いが柔らかな光とともに残っていました。GH5Ⅱとの4ヶ月半の旅は、写真を撮り続ける意味を再発見する旅でもありました。

日常に溶け込むカメラ

GH5Ⅱは本当に素敵なカメラです。手に馴染むグリップの形状と質感、見やすいファインダー、軽快で優しいシャッター音、威圧感のない丸みを帯びたフォルム。撮影をしていない時でさえつい手に取ってしまう心地良さがありました。すぐに僕の日常生活に溶け込み、写真ライフに優しく寄り添ってくれました。

シャッター音が最高
特にシャッター音に感動しました。僕の中で「写真を撮りたい」「手に取りたい」と思うカメラの一番の要因はシャッター音です。これまで使ってきたデジタルカメラの中で一番心地良いと感じたシャッター音のカメラはGH5ⅡとG9の二機種です。

基本性能とレンズについて
僕は子どもたちと一緒にでかける際にもいつもカメラを持ち歩いています。でも子どもとのおでかけでは、子どもの安全、子どもとの遊びや会話が最優先なのでシャッターチャンスは一瞬しかない場合が多いです。なので、GH5Ⅱの強力な手振れ補正機能と正確なオートフォーカス機能、小型システムは最高でした。

子どもたちと一緒に出かける時は小型軽量のLEICA DG SUMMILUX 15mm F1.7 ASPHを最も多く使いました。コンパクトなのに色乗りが濃厚で写りも良く、控えめな見た目とのギャップが楽しいレンズでした。
一人で出かける時や室内での撮影はLEICA DG VARIO-SUMMILUX 10-25mm F1.7を最も多く使いました。高精細な写りにはいつも驚かされました。フルサイズ換算50mmの焦点距離が一番好きな僕にとって「テレ端25mm」も嬉しいポイントでした。
ゆっくりと撮影できる日にいつも持ち歩いていたLEICA DG VARIO-ELMARIT 50-200 F2.8-4は僕が初めて多用した望遠レンズで、新しい世界を見せてくれました。望遠レンズを日常的に使ってみたいと思えたのは、このレンズの写りと小型軽量システム、三脚いらずの手振れ補正があったからこそです。

STILLUMIX写真展

この度、STILLUMIXが写真展を開催します。 STILLUMIXは「LUMIXの写真機としての魅力を多くの方に知っていただきたい」という思いから発足したプロジェクトです。 ご興味のある方は、ぜひ足を運んでみてください。

▼展覧会名 Photo Creation by STILLUMIX
▼会期 2022/7/16〜2022/8/14 11:00〜19:00 イベント・・・2022/7/16(土)・17(日)
▼休館日 月曜日
▼会場 LUMIX BASE TOKYO 東京都港区南青山2丁目11-17第一法規ビル1F
▼詳細URL https://drop-in.jp/lumix/stillumix/photo-creations

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このnoteはSTILLUMIX写真展と連携したアドベントカレンダー企画です。
写真展には今回noteに掲載した7枚とは別の写真(一番お気に入りの写真)を出展しています。ぜひ展示会場にお越しください!

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カメラのたのしみ方

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