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静岡デザイン専門学校と町工場でグッズ制作を目指します!|シズデ×ファクハク2024 vol.3

こんにちは、静岡デザイン専門学校略して「シズデ」プロダクト科3年生です。私たちは去年に引き続き、静岡のモノづくりの技術を学びながら、ファクハクを盛り上げるための授業として、「ファクハクグッズの製作」プロジェクトを行っています!


試作アイデア決定!

こんにちは。シズデ講師です。
学生・企業合同授業も3回目、だいぶスムーズに話し合いができるようになりました。大人に意見を出すのって緊張しますからね、こうやって自由に意見を言える雰囲気を作れて良かったです。

さて、そんな合同授業も実は今回が最後。今日はグッズとして製作するものの方向性を決定し、この後は各社様の試作に入るのです。
学生たちには、自分たちのアイデアを伝えるための模型やスケッチを用意して臨んでもらいました。さて、どうなったでしょうか、、、


「アオイネオンチーム」

こんにちは!チームアオイネオンです!
これまでの授業でたくさんのグッズのアイデアが出ましたが、何個かに絞って、今回アオイネオンさんに共有をしました。そのアイデアを紹介したいと思います。

・看板 LED ライト
こちらは前回の授業で初めて出たアイデアです。アオイネオンさんではアクリルを取り扱っている!ということで、そこから思いついたアクリル LED ライトをさらにパワーアップさせたものです。土台に看板のデザインが彫られたアクリル板を挿し、周りにネオン管を挿すことでアオイネオンさんらしさも出せたらいいなと思いました。

・アオイネオン子ちゃん
アオイネオン子ちゃんは、アオイネオンの公式キャラクターという設定で、ネオンをイメージしたようなキャラクターデザインになっています。このキャラクターを使って、アクリルスタンドやキーホルダーが作れたらいいのではないか、というアイデアが出ました。

アオイネオン子ちゃん、かわいいです。

・ガラスペン
看板の方ではなく、ネオンの方に着目して、ネオン管でガラスペンを作ってみたら綺麗なのではないか、というアイデアも出ました。
今回話し合いをして、看板 LED ライトから派生した「アクスタステージ」というアイデアも新しく出ました。また、企業の方がネオン管を使ったグッズの試作品を持ってきてくださり、そこからネオン管のマドラーやかんざしも候補にあがりました。
アオイネオンさんのアドバイスもありたくさんのアイデアが出ましたが、どの商品なら企業の魅力が伝わるか、また、どの商品ならファクハクに来た人が買ってくれるか、などを考えながら、作る商品のデザインを固めていきたいと思いました。


「エクタスチーム」

こんにちは。エクタスチームです。
今回の授業では、ファクハクで販売するボトルキャップフィギュアの企画をエクタスさんに提案しました。
僕たちのチームはファクハくんというキャラクターが参加企業で体験している、またはその企業の代表製品の一部になっている、というイメージのボトルキャップフィギュアを販売することになりました。

ファクハくんとは、ファクハクのロゴになっている二等辺三角形をモチーフにしたオリジナルのキャラクターです。
実際に制作したファクハくんの模型とアイデアスケッチをエクタスさんに見ていただきました。今後細かい修正を加えた後、データを製作しエクタスさんに実際の商品を製作していただく予定です。

まだ内緒!

フィギュアはパッケージに収まるような分割方法や生産コストを考え、塗装がなくても楽しめるものを考え、商品にできる形に仕上げていきます。
パッケージについては当時のボトルキャップフィギュアのデザインに近づけたいと考えています。 昔懐かしい雰囲気や当時のデザイン要素を取り入れ、より多くの人々に楽しんでもらえるパッケージにしたいと思っています。

これから 10 月の最終プレゼンに向けての話し合いを重ね、ファクハクを楽しむことができる商品を販売できるように頑張っていきます。
よろしくお願いします。


「ナガハシ印刷チーム」

こんにちは!チームナガハシ印刷です(^^♪
今回は、前回の話し合いを踏まえてアイデアスケッチや模型を制作し、ナガハシ印刷さんとより深い話し合いを行いました。

私たちがスケッチや模型を制作したのは、
・お弁当箱ふせん
・CMYK の仕組みを利用したお花の形をしたサンキャッチャー
・クレープ型のメッセージカード
の 3 種類です!

話し合いを進めていく中で、お弁当箱ふせんを箱型に組み立てる過程を取り入れるとコンセプトに沿うのではないか?などと素敵な意見がたくさん出てとても有意義な時間でした^^
可愛いや面白いなどのデザインだけでなく、どのようにしてものづくりに触れることが出来るかなど深く考えてより形になっていきました。

何を確認してるのでしょう、、

ここからは元となるデータを作成し、ナガハシ印刷さんに実際に制作してもらいます!
さらに細かな意見や修正点を見つけてより良い商品が出来上がるように全力を尽くします!
(^-^)/
今後も試作、改善、話し合いを重ね、良いファクハクグッズを開発できるよう頑張ります。


「前田工業チーム」

実際に前田工業の方々がいらっしゃる授業は今回で 3 回目になりました。
今回の授業で実際に販売する案を決め、細かなデザインを考えて試作を作る段階に進められるようにしていきます。

私たちは前回の授業でアイデアスケッチと簡単なモックの制作を進めていたため、今回はそれらを社員の方々にお見せしました。
イメージしやすいように描いたスケッチとモックを見ながら社員さんと話を進めていき、制作するグッズのイメージを具体化していきました。

まず、傘などに付けるチャームは靴のデザインに決定しました。前田工業さんで以前販売していた小さい靴のキーホルダーのキットを元に、それより少し大きめのサイズで試作を作って頂くことになりました。

ポストカードを入れておけるカードスタンドは、革の表裏を考えて制作することになるため、縫い合わせ方などを調整し、一度その場でモックを作り直し、それをもとに試作を作って頂くことになりました。

そして、スマートフォンのケースのモックは作っていませんでしたが、松尾先生が過去に革で制作したものを参考にさせて頂いた上で試作に進むことになりました。

いろんな革を見ながら検討中!

最後にそれぞれに使用する革の種類をあらかた決めます。
チャームとスマートフォンのケースはどちらも防水加工のものにしたかったのですが、選べる色の幅が狭まってしまいます。かなり迷いましたが、選べる色数よりも需要を重視し、選べる限りの色の革とこれまで前田工業さんで扱っていなかった追加の 1 色を発注して頂くことになりました。

カードスタンドは防水加工にする必要がないことから、色は幅広く選べますが、使用する場面が限られるためシックな色味をいくつか選びました。
これから私たちは夏休みに入るため、その間に前田工業さんに試作の制作を進めて頂き、10 月に控えた最終発表に備えます。

いかがでしょうか、どのチームもいくつかの試作を作り商品化の方向を探って頂くことになりました。学生はしばらく夏休みに入りますが、各チームともLINEグループやメールで、製作についての情報交換を続けています。


最後に各チームの案を共有しました

夏休み明けには、企業チームの試作と並行して自分たちの商品のコンセプトやストーリーをまとめ、ファクハクの会場に置くPOPなどの制作に入ります。それらをまとめた最終プレゼンを10月に行うと、すぐにファクハクの本番が待っています!

無事に皆様にお披露目できるよう、頑張っていきますので応援よろしくお願いします!


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