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異年齢で学ぶおもしろさ

ばらばらの学年で一緒に勉強するのって、大変じゃない?
とよく聞かれます。

ころあいの学習の時間は、こんな感じ。

自立学習の時間。
国語の教科書を音読する3年生。
音読みと訓読みってそういうことなん?へ~とつぶやく。

そうやでー。私の名前は訓読みやから、日本の読み方やでー!と
近くの5年生。

なんやなんや、自分の名前はどっちだろうと、
漢字辞典を引き始める子どもたち。

しばらくしたら、またそれぞれの学習に戻ります。

5年生が理科のワークをしています。顕微鏡の使い方かー。

ふと扉から、何かが舞い込んできました。
え!?何??何だろう?鳥の羽??

ぼくこれを顕微鏡で観察するんだ!と1年生。
顕微鏡が気になっていたのかな。
ささーっと3年生もやってきて、ピントを合わせてのぞき込む。

そんなことなど我関せずと、自分の学習にどっぷり浸って
集中している子も。

他の人の勉強をヒントに、いろいろやり始めてしまう子どもを見て
人の勉強気になってるやん!
集中できてないやん!
って、前の私なら思っていたかもしれないけれど、
今は逆に、この寄り道がとても豊かな学びの時間に感じている。

こうやって体験の中で学習していければ、最高じゃないか!

集中したい人は集中して自分のペースで。
寄り道したい人は、人と一緒に気になったことを。

自由があるって素敵だなって思った、金曜日の一コマでした。

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