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フリーランスのWebデザイナーが巻き込まれやすい顧客トラブルの解決策

実は私、こう見えて…

実は私、フリーランスになってから案件受託において何度か大きなトラブルを経験してきました。
皆さんも多少はそういう経験ありませんか?
今日はそんなお話をいたします。

なぜトラブルになるのか

私が過去の顧客トラブルを振り返ると原因は下記のパターンに分類されます。

  1. 身の丈を考えず大きすぎる案件に手を出した

  2. 案件欲しさに目が眩んだ

  3. お客さんに自分の意見を押し付けてしまった

次に上記3つについての背景や詳細をご説明します。

1. 身の丈を考えず大きすぎる案件に手を出した

これは私が3〜5年目の頃に数回起きたトラブルでした。
独立していきなり年商2000万円近くを達成してしまったためその後も私はずっと自惚れていたんです。
そして身の丈に合わない大規模な案件の営業に励んでいました。
そしてまぐれでいくつか案件獲得できたんです。
私は2回何百万円規模のプロジェクトを一人でゲットしましたがその両方でトラブルになってしまいました。
片方は完全なる詐欺、そしてもう片方は案件が頓挫したのをクライアントが内緒にして逆に賠償金を請求してこようとしたんです。
こういったトラブルは心身も疲弊しますし時間やお金の無駄も生じますのでなるべく避けたいところです。

2. 案件欲しさに目が眩んだ

こういう心境になったことって皆さんもご経験ありませんか?
大変そうだし安いけど今仕事ないから請けちゃおうって。
でもいざ案件が進むと、修正地獄だったり無茶振りの連発だったり。
高額すぎる場合も考えものですがその逆の安すぎる案件にも難があることが多いものです。
私の場合、お金を払いたがらないお客さんに限ってものすごいクオリティを望まれるケースが多いかなと思います。なので安い案件はそういうお客さんに出会う可能性が高いんです。
他の仕事もやらないといけないのに、修正が多いため安い案件だけでタスクが埋まってしまうっていう有様。
これではデザイナーとしてだけでなく人間としての生活すら詰んでしまいますね。

3. お客さんに自分の意見を押し付けてしまった

私は制作経験が長くなるほどにこれが増えてきました。
色々な仕事を経験していると先が読めてくるのはいいのですが、やはりお金を払うのはクライアントだし最も優先すべきはその方の意向ですよね。
なのについ「私はこうした方がいいと思います」が出てしまうんです。
私が説得し一旦はクライアントに譲ってもらえたとしても、相手の心の中にはもやもやが残っているのかもしれません。
後々になってクライアントが方針を元に戻し、そのためにうちが大規模な修正を被ることが時々あります。

じゃあどうしたらいいのか

なぜトラブルになるかを踏まえると、上記1〜3より得られる教訓は主に下記の3つです。

  1. うまい話はないと心得る

  2. 案件で食べていけない時に安い案件で食い繋ごうとしない

  3. 自分ファーストにならずお客様を尊重する

安い案件で食い繋ぐことを防ぐためには

上記の3つのうち、何よりややこしいのが2の問題です。
安い仕事なんてしたくないけれど、生活を考えたらやらないといけない。
私もこのことでかなり悩んだ時期がありました。Web制作会社やフリーランスが増えて案件は価格勝負になり始めた2010年頃からです。
私は先を読んで、なるべく貯金が残っているうちにネットショップを始めました。
今はネットショップを作っても競合が多く厳しい世界だから副業としては相応しくないかもしれません。
この話はかなり重要な話なのでまた別の機会にお話ししたいと思います。

今回はトラブルになる原因を探るため、私の失敗の傾向を中心にお伝えしました。

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