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こんなわたしにも、就活生だったころがある。 当時のわたしは、漠然と東京に行きたかった。東…
最近、AIの話題ばかりで、心が疲弊しきっていた。正直にいえば、半分、絶望していた。 どれだ…
桜桃忌だ、と思った。 仕事中、キーボードを打ちながら、思った。 しばらく、『人間失格』を…
洗濯、をしていると、私はいま、ちゃんとできている、と感じる。汚れた服を、あるいは、汚れた…
東京にいた頃に書いた短編小説を、すこし、書き直した。 あの頃の私を消さないように、あの頃…
noteに自分のことを書くのが、ひどく、こわくなってしまった。本業でもライフワークでも、文章…
葉桜の頃、東京へ行った。 ビルを背景に、散りかけの桜を見た。 人がたくさんいて、にぎやかくて、あざやかだった。 生まれたての本を背中に抱いて、私は歩いた。 人生の匂いが濃くて、すこしくらくらした。 先日、本をつくったことを発表した。 いろいろな方からことばをいただいた。 動悸がしばらくやまなかった。 ようやっとすこし、深呼吸できるようになった。 本をつくることは、生きる覚悟を決めることだった。 この世界で、死ぬまで生き抜く覚悟を。 そうして、私のなかで死んでいくはず
「とはいえ、私たちは生きていかなければならない」 止まらない不景気。匿名の悪意。伝わらな…