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休職を決めた日

今日、休職することを決めた。
来週から、休むことになるだろう。

どれだけこの決断を悩んできたことか。

実のところ、だいぶ前に休職の診断書を医師から出されていたのだ。
けれど、それを使うかどうかずっとずっと悩んでいた。

「続けたい」という気持ちと「休みたい」という気持ちが、毎日、毎時間、毎分のように、ゆらゆらと動く。
でも、どうやっても、どう足掻いても、日に日に消耗し、体と心がすり減っていく自分がいて。
その消耗した分をなんとか取り戻さないといけないと、必死だった。

特に、その空虚な頑張りは、診断書を貰ってからが顕著だったように思う。

空虚な頑張りの中で出くわす「新しい何か」は一時の特効薬だった。
それは、新しい体験、出会いであり、新しい時間でもあり、私を潤すものだった。
一時の特効薬でありながらも、いまだにじんわりとその効果が続いているものもあり、決してこの時間は無駄ではなかったという確信がある。

この足掻きは、必要な時間だったのだ。

長く苦しく葛藤してきたけれど、「もう、無理だな。」と体が言っている今日というこの日も、何か意味のあるものになるだろう。

今まで、よく頑張ってきた。
これからは、私が私を取り戻す時。
そう思って、体と心をゆっくり休ませよう。


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