食べログを信じるより自分を信じろ
※食べログ批判ではないので、凸しないでください!!いつも拝見しております。嫌いじゃないです。
情報社会のいいところ、わるいところ
この後者を感じてしまうのがとりあえず食べログでググるか〜って流れの時。そりゃあもちろん同じお金を出すのであれば美味しいものが食べたいし、雰囲気のいいところやサービスがいいところで過ごしたい。少しだけ贅沢を言うのであれば、気になってフラッと入ったお店がそれだとじわじわと嬉しみが湧いてくる。そうとわかっていても、その楽しみを渇望していても、私たちは食べログってしまう。由々しき事態だ。
食べログの☆☆☆☆☆と自分の味覚が交わってないことに気付いたのは20にも満たない頃だった。祖母がわりとグルメな方だったので、幼い頃から色々なお店に連れていかれた。〇〇御用達という類のお茶菓子を心ゆくまで食べてきた。つまり、年に見合わず舌が肥えてしまった。人生の楽しみが半減したと言っては過言でない。
精神は未だ幼かったので、この前食べたものの方が美味しい、常にこれくらいの美味しいものが食べたいと日頃ぼんやりと思っていた記憶がある。今は大人なので、この値段ならこれくらいの味だという理解があるけれど、子供は実に素直だ。まあ今は大人だけれど、毎日美味しいものが食べたいという欲求は潰えていないし間違っていない。美味しい食べ物とお酒のために働いている。うむ、全く間違っていない。
話を戻すと、じゃあ自分が本当の本当に美味しいと思うものだけを集めたサイトを作ればいいのでは…?と思い始めるようになった。(もちろん、買収もステマもなし!本気の本気でクリーンなやつ!汚い大人にはならないぞ!)何案か浮かんだが既にローンチされていて唇を噛みしめる。みんな考えることは同じかーーーー!笑 ビジネスって難しい。速さと決断力と決断力の世界だ。
ちなみに面白いな、と思ったのは行きたいお店が同じ人同士でマッチングするアプリ。友人から聞いただけなので詳しくはないが、とてもステキなシステムだと思った。長い付き合いを考えると、味覚の不一致はどことなくぎこちなさを生み出してしまう。辛い。こればかりはただ単に育った環境の差なので殊更辛い。そこを序盤でさらっと回収してくれるなんてとてもステキ!と思うわけである。
言い換えてみれば、幼き頃から祖母が私に味覚というギフトをくれたのだと思っている。このギフトを他の人にもお裾分けして、少しでもハッピーになれる何かを創り出せたらいいのだけれど。と思いつつ、お気に入りのクッキーを貪る今日の私も労働お疲れ様。
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