【読書感想】たった一言から始まる信頼の物語


高野さんの本を読むたび(2冊目)
人を成長させるプロだなぁと思わされます。




マインドセットの話か
主な実践方法かに
だいたい別れるかと思うのですが

高野さんは
「こうして、こう意識をもっていたら
 こういう行動が生まれませんか?」

という、
具体的な行動と意識、
そして何故それをするか?の
3セットで学びをくださる。



「感謝を持ちなさい」
とだけ言われても
「感謝を言いなさい」
とだけ言われても

実際のところ
浅い気持ちでの、ありがとう。になる。



高野さんの場合、
想像力を掻き立て相手を想わせてくれます。
思わず「ありがとう」という言葉が
口から飛び出してしまうような感覚。



自分のビジネスをきちんと成り立たせるための
パートナーさんとの接点と捉えて感謝する人と
単に荷物が届いた、荷物が出ていったとだけ
見ている人とでは、全く違った景色が見えてきます。

宅配便の人との接点について


信頼を生み出すのは
なにか特別なことをするのではなくて
日々の小さな心遣いから。

信頼を崩すのは一瞬だと思っていたけど
それまでの在り方に信頼がなく、
ただひとつ大きなキッカケがあっただけ。



そんな信頼を積み重ねていくための
小さな心がけをたくさん教えてくださっています。
自分自身の日々に
「ありがとう」がたくさんになる。


ホスピタリティを通して
根本的な人間としての在り方を
いつもいつも学ばせてもらっています。



ビジネスマンとしても
ひとりの人間としても手に取っていただきたい本。

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