龍美温泉さん「神社と水の龍」たつみおんせん【大阪の銭湯】2
ワンコインのお楽しみ。お風呂屋さんに行こう。神社の隣にある銭湯。
温泉じゃない大阪銭湯
銭湯の屋号、だいたい「○○湯」。
大阪の銭湯、実は「○○温泉」というのが多くあります。
名前だけ「温泉」で、天然の温泉ではない銭湯が多いのです。
他府県の人や、本当の温泉地の人には怒られ案件・誇大広告。
慣用句ならぬ、慣用語。単なるネーミング。お許しを。
わたしは、小さい頃から、銭湯イコール「○○温泉」でした。
本物の温泉を知るまでは。
大阪銭湯の何店かは、「○○湯」と「○○温泉」、どちら呼びでもOKのところもあります。
このエッセイで「○○温泉」とあっても、本当の温泉にあらず。(例外あり)なにとぞ、お見知りおきくださいませ。
龍美温泉さん
龍美温泉さん。
住宅街の奥まったところにあります。
八坂神社の門前町ならぬ、門前銭湯です。八坂神社に続く参道にあります。
可愛い看板。小学生みんなのデザインだそうです。次世代のお子さまもドンドン銭湯に来てほしいです。
ここ、大阪市福島区海老江は戦禍を逃れ、むかしの街並みが残っています。
最寄り駅は、阪神電車・野田阪神駅。徒歩10分。散歩がてら、ごらんください。
最近は「ランナーズ銭湯」という取り組みもあります。
神社と銭湯パワースポット
「八坂神社と龍美温泉」
神社と銭湯。同じ組み合わせ、他所にもあります。
(「八阪神社と八阪湯」など…また次の機会に )
神社の手水舎。まずは手を清めます。
一時期は、お水がない神社も多かった。消毒液が置いてある神社もありますね。
参拝前に銭湯。心身を、清く正しく美しく。ある歌劇団の教えのようです。
平穏無事に暮らせることに感謝。
夏祭りと銭湯。提灯も踊ります。
大阪城のタイル絵とビーナス像
ローカルテレビにも登場した龍美温泉さん。
こじんまりとしながら、浴室は改修されているようで美しい。
おすすめは、ごろんとあお向けで寝れる「寝ぶろ」。
ここで寝っころがると、タイルを貼って描いた大阪城とビーナス像が目の前に。
この、なんでもありの感覚が大阪です。
大阪銭湯の浴室アートの多くは「ペンキ絵」ではなく「タイル絵」なのも、独特です。
どちらも、すごい職人技ですね!
のぼせない程度に銭湯ウォッチングを、お楽しみください。
2階には、露天風呂が、あったそうですが現在なし。
湯上がりの、ゆでたまご
龍美温泉さんも、スーパー銭湯のようなフロント式の待合室タイプです。
そして湯上がりドリンクはじめ飲食物が豊富です。
入浴後は、お腹が空きます。
噂のゆでたまご。塩も何種類かあり、お好みでどうぞ。
フロントに座っていた大将(店主さん)は、人懐っこく、お話好きのようです。ちょっとした交流も、ありがたいものです。
大きなお風呂でのんびりと。
まとめ
◆大阪の銭湯は「○○温泉」の屋号でも本物の温泉でないところが多い。
◆銭湯の脱衣所はスマホ禁止です。
待合せ場所のフロントは、まわりにお客さまがいます。配慮と思いやりを。
銭湯に来て、いきなりスマホでバシャバシャ…はダメです。許可をとりましょう。
◆マスク着用・感染対策・滞在時間短縮など、マナーを守りましょう。
きょうは、お風呂掃除をしなくていい日。レトロな銭湯ありがとう。
いつも こころに うるおいを。
水分補給も わすれずに。
最後までお読みくださり、
ありがとうございます。
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