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天上のダンス・地上のダンス (3) 踊り以前に挨拶が大事です

もう跳んだり回ったりができない。
正確には、跳んだり回ったりは、できないこともないのだが。
なんとも低いジャンプ、崩れる回転技。筋力低下は否めない。

バレエは、クラシックバレエというだけあって古典なのだ。歴史は、フランスのルイ14世の時代までさかのぼる由緒ゆいしょただしき舞踊です。

練習着も「レオタード」というワンピース水着のようなウェアと、「タイツ」と柔らかい「バレエシューズ」の三点セット。
鏡の前に、じぶんの身体のラインを晒すところからはじめる。

頭髪も前髪を上げて、おでこ全開。きっちりまとめる、お団子スタイル「シニヨン」が正式。

レッスン以前の決まりごとや、作法がたくさんあります。どこの世界でも、おんなじですね。

バレエは厳しい。教室に入ったらまずは挨拶。
踊りには、セリフ・言葉はない。
だからこそ、はじめの挨拶が必要。
教えていただく先生とレッスンの仲間に。これぐらいしか声を出さない世界。
あとは、もくもくとレッスン。

わたしも歳をとり、技ができなくなった。下手になっても、ダンスレベルには関係なく挨拶はできる。

先生と仲間と、ダンスを続けることを見守ってくれる家族に。

きょうも感謝の挨拶を。

  「おはようございます」

毎週木曜日は
バレエ・ダンスのエッセイの日


いつも こころに うるおいを。
水分補給も わすれずに。


最後までお読みくださり、
ありがとうございます。


画像は「みんなのフォトギャラリー」syudynote さまのイラストをお借りしました。

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