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【散文】おばけになってしまった。黒色ではない。青っぽい色かもしれない。昔のことばかり幾…
【散文】遠くの方では大変だ大変だと騒いでいる人達がたくさんいるようだ。通りにいたおばち…
【散文】その女性はずっと誰かに電話しているが繋がらないらしくとても困っていた。声をかけ…
【散文】たった3時間半耐えればもっと素敵な場所に行けるのに僕は躊躇している。皆どんどん…
『カレーの匂いがするハーブがあって、その匂いを嗅ぐと過去と未来がなくなって、今だけにな…
『私が質問に答えたその人は、質問してきた人とは別人だった。間違えたのが恥ずかしくて慌て…
『感じの良さそうなその女の人の胃の中に潜んでいたのはまさかの憎しみで、こちらの様子をじっと観察しているんだ。一刻も早くここから立ち去らないといけない。』
『あの子の調子が良くないのはあの人たちを救うためなんだって。僕はお気に入りだったメガネ…
「その平べったいサボテンは、丸くなりたいとばかり考えていて、いつまでも花が咲かない。ま…
『無駄の多い文章をとめどなく書き続けた人、無駄のない文章だけを書いていた人、どちらが良…
_ _ 『大きくて素敵な窓があるのに、その窓から見えるのは殺風景な工場の裏側だけだった。…
『僕は熱々のスープが入ったマグカップを持っている。あの子がまるで猫がするようなやり方で…
今日からその日の感性の一部分を、アート作品で表現してみようと思う。 タイトルというかふ…
暑すぎて歪んだまんまる その穴から覗き込む生命の震え 好きなのはその緑色じゃないけど 頼りにしてるって自分勝手に言ってるだけ きみのその大胆さ 汚らしく見えるよ 美しくて嫉妬 私を支配してたのはまさかの紫色だった ただしたいだけ 見かけだけでいいから綺麗事にさせてよ しょうがないじゃない メガネをあげる