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ショッピングセンターの思い出

大阪の門真市に、ららぽーとができたとのことで行ってきました。

規模がめちゃくちゃ大きい。人もいっぱい。
みんなばかすか物を買っている。

だれでも持ちそうな感想しか持たない平々凡々な私です。


かつては"ショッピングセンターへ行く"となると狂喜乱舞していましたが、今は「やったあ」とはなるものの、狂喜乱舞とまではなりません。

大人の落ち着きを手に入れたのか?なんてことはおそらくないと思いますが、なぜ子どもの頃はそんなにはしゃいでいたのか…。


当時、ショッピングセンターは実家から遠く、車で行く距離であったため、行きたいとなると母親に頼んで連れていってもらう必要がありました。

私の母はいつも仕事で疲れているイメージがありましたが、疲れていても一緒にショッピングセンターへ行き、私の相手をしてくれるそのことが嬉しかったり…

また、当時は財力がないため自分のお金でものを買うことが少なく、買えるものも限られるため、何でも揃うショッピングセンターが物珍しかったのか…
今ではある程度のものは買えるようになったので、その気持ちが薄れてしまったのかもしれません。


母と休みの日に出かけていたあの当たり前の日常、欲しいものが思うように手にはいらずもどかしく思っていたあの日々。

ものすごく平凡で、ありふれていたものだと思いますが、もう手に入らないものだと思うと胸の奥がぎゅっと締め付けるような感覚になります。

当時の私に何を言っても伝わらないと思いますが、「いつか懐かしく思うんだよ〜」と教えてやりたいです。

大阪へ引っ越したての頃は過去を懐かしんで、ホームシックにばかりなっていましたが、今ある日々を大切に、自分ができることを精一杯やらなくちゃなーと、思います。

思うだけでダラダラ日々を過ごしてしまっているような気もしますが…。


今ある幸せをきちんと見つめられて、大切にできる人間になりたいものです!


電車を待つ列より

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