事例でわかる世界のランディングページ最新トレンド
成果の出るランディングページを作りたい!という全てのマーケターのために、世界の最新LPトレンドを事例付きでまとめました。
1.ミニマルアプローチ
このデザインのポイント
・余計な要素を極限まで排除し、本質的な情報だけ掲載する。
・情報が少ないため、CTAが際立つ
情報は最小限に、効果は最大限に。スペースの限られるスマホにおいてはある意味必然的な流れですが、PCにミニマルデザインを適用すると、スペースが広い分よりCTAが際立つ印象を与えます。商品が写真映えする場合は、更にインパクトが高まりそうです。
2.カラースプラッシュ
このデザインのポイント
・統計的にターゲットユーザーが好む色をメインにする
・メインカラーを徹底的に印象づけるため、白黒以外の色は他に使わない
色と人間の心理・行動にある程度の関連性があることは、学術的にも既知の事実です。たとえば一般的には男性は青い色でイメージされ、青を好む男性は多いでしょう。色の持つ力を最大限に引き出し、CVRを高めるのがこのデザインの目的です。
3.シンプルな背景とタイポグラフィ
このデザインのポイント
・CTAと調和するシンプルな背景
・太字のシンプルなフォント
背景とタイポグラフィはページに印象を大きく左右します。この事例の場合は、複雑なデザインを排除しシンプルな背景とタイポグラフィを選択することで、製品への注目度がぐっと上がっています。
4.明確なCTA
このデザインのポイント
・確実に目に入る位置にあるCTA
・背景動画をやや暗くし、CTAの色がより目立つようにしている
CTAを明確にすることは、CVRの向上に必要不可欠です。配置、色、メッセージの3種類が主に検討すべきポイントですが、特に配置と色はCTAの存在を認知させる上で特に重要と言えるでしょう。
5.信頼の可視化
このデザインのポイント
・まず導入実績数を掲げ、実績と信頼をアピール
・その他にも導入企業の例、顧客の声などを紹介し安心感と信頼性を提供している
専門家や実際の体験者の経験・知識に基づいて何かに価値があるかどうかが判断される事を、ソーシャルプルーフと呼びます。社会的な信用や利用者の声(すなわち口コミ)は現代において強力なマーケティングツールであり、競合との差別化にもなりえます。
6.ノン・ナビゲーション
このデザインのポイント
・ナビを廃止しCTAに集中させることでCVRをアップ
ナビゲーションはWebサイトには最適ですが、LPには邪魔な要素になる場合もあります。回遊させればさせるほどCVRは落ちていくケースは個人的には多いと感じており、ナビはおろか、CVに無関係のリンクは全て外しておくのがベターなのかもしれません。
まとめ
6つの事例をピックアップしてきましたが、共通して言えるのは「シンプル」であることかと思います。あれもこれも盛り込むのではなく、本当に伝えるべき情報に集中してCVを促す手法は、情報過多の現代にマッチしている気がします。
T&E:growcode
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