見出し画像

蓋を開ける

こんにちは。
ご無沙汰しております。
相変わらず速度を落として
日々を過ごしています(私としてはw)

先月末から面白いご縁で
スポーツ観戦に行きました。
その中のひとつが私が学生時代に
打ち込んでいた競技です。

中学から始めてお遊びも含めて
10年近く続けました。
怪我をして3回手術もした(苦笑)

中学3年間はとにかく練習がキツくて
楽しいと思って競技をしたことがない。←

多感な時期だったので親への反抗もあったし
勉強ができなかったから部活で結果出したかった。

親にはずっと反対されてきた。
中学時代に怪我はなかったけど
休みなし、練習長い、etc…
辞めろ、辞めろ、言われ続けた。

全国大会で結果を出しても変わらなかった。
高校進学はその圧に負けて強豪校を辞退した。
高校で怪我をして、それでも這い上がったけど
自分が納得いく結果が出せなくて不完全燃焼。

大学進学は意外にも父親が体育大学への
進学を応援してくれたけど
手術も控えてメンタル崩壊してそれも辞退した。

そっからは暗黒期。
摂食障害になったり完全に病んだ。
競技を好きな気持ちを家族の前で隠して
自分の中でも封印した。

”普通の女の子”として生きようと
必死にもがいてた大学2年の夏に
尊敬してた他校の先輩から
誘ってもらってクラブチームに入った。

そこで競技を再開したのを機に
少しずつ明るさを取り戻していった。
母校のコーチをしたり、自分なりに
競技との関わりを模索していった。

楽しんで競技に関わり出したときに
2回目の怪我をした。

神様に、”もう関わるな”
と言われているような気がして
家族の前でも自分の中でもまた蓋をした。

それからもうずっと、自分の中では
黒歴史くらいに捉えてたんだけど(笑)

10年ぶりに観戦したら
黒歴史なんかじゃなくて
私の青春の全てだったことを思い出せた。

3人のお母さんしてる今の私も
紛れもなく本当の私だけど。
スポーツに打ち込んでた私も
ガッツリ体育会系だった私も
紛れもなく本当の私だ。

私の中には色んな私がいる。
どんな私が存在してたっていい。
どんな私にも蓋をする必要はない。
むしろ解放した方が私のためになる。

色んな自分の存在を
無かったことにすると
自分の気持ちに蓋をすると
自分に嘘をつくことになる。

この期に及んで
自分を傷つける行動は全く必要ない。
自分を傷つけることに時間を割けるほど
私も余裕があるわけではないし。

自分の素直な気持ちを
色んな自分の存在を
素直に認めるだけ。

思いがけないご縁で
自分と向き合うことになった。
この機会を与えてくれた方々には
感謝しかない。

私と同世代の選手たちは続々と引退していく中で
現役を続けている方や監督、コーチ、運営などで
携わってる方々の姿に、すごく刺激を貰った。

やりたい事にまっすぐで
本気で取り組む姿。
めちゃくちゃカッコよかった。

行動する、継続する。
これが今の私のテーマだけど。
現役時代の私はこれを体現していた。

過去の私に負けないように。
今の私、がんばるぞ!








この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?