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イギリス旅記録#5(念願のヨークミンスター編)

GWに9泊11日でイギリスを旅した様子を、時系列で記しています。
今回は5日目、ヨークを周った記録です。


マンチェスターからヨークへ

まずはヨークまでの特急列車の出発駅であるManchester Victoria Stationまでトラム(路面電車)で移動します。

ホームにタッチ決済マシンがあって、乗る前&降りた後にピッとするだけ

マンチェスターからヨークまでは特急Transpenniene Expressで1時間半ちょっと
明日のヨークからロンドンまでの移動も含めて、事前に2日間のBritrail Passを購入しています。

定刻にヨークに到着。
今回の旅は鉄道のトラブルと無縁なようで助かるわ~

ヨークミンスターへ

今日の宿で荷物だけ預かってもらって、お目当てのヨークミンスターへ。

イングランド国教会は北と南で管轄区があるそうで、ロンドンを含む南はカンタベリーの管轄区、北はこのヨークの管轄区になります(南ってロンドンじゃないんだって驚き)
よって、ヨークの大主教はカンタベリー大主教に次ぐ高位聖職者なのだとか。

ドラマ「The Crown」でも女王と2人の大主教が揃うシーンがいくつかあった気がします(君主はイングランド国教会の首長でもあるため)

「ミンスター」という名称は大聖堂の中でも限られた大聖堂にのみ与えられるそうで、目の前にするとその巨大さに圧倒されます。

チェスター大聖堂もそれはもうすごかったけれども、ヨークはさらにすごい。
何がこんなに違うように感じるのだろうと後で調べると、チェスター大聖堂は高さ39Mに対してヨークミンスターは72Mもあるようです。

広角レンズでも映らないほど高い

正門の右手にエリザベス2世の像があります。在位70周年記念で制作がスタートして、完成した2022年には残念ながら亡くなってしまっていたのでチャールズ国王が除幕式をしたそう。

騎士団の正装マントがカッコいい…
イギリスっていちいちこういうところが心くすぐってくるんよなぁ(言い方)

Betty’s Cafeでランチ

このコラムを読んでぜひとも行きたかったお店。

名物スイーツを食べたいとは思いつつ、連日の野菜不足がそろそろキツくなっている…
隣のテーブルのおじさまが美味しそうに食べていた緑の葉っぱが輝いて見えて「あれと同じものを…!」と注文してしまいました。

フィッシュケーキは魚介類たっぷりで美味
日本にもあるのかしら?

Worshipに参加

17:30からWorshipがあるとのことで参加することにしました。
ここまで来たらパイプオルガンの音色を聞かずには帰れまい。

Worshipは誰でも無料で参加することができます(その代わり聖堂内を見て回ることはできない。撮影も不可)

この場所で行われました

聖歌隊の歌声とパイプオルガンの響き方がすごい。ささやくような歌声もマイクあるの?というくらいビンビンと響くのは石造りだからだろうか。

メロディが天高くのぼっていくように響き渡る感覚を味わうためだけにここに来た甲斐があったと思えます。

城壁を歩く

ヨークは城壁にぐるっと囲まれた都市で、その上を歩くことができます。

すぐ横が土手なのに手すりもなくて、落ちた人とかいないのかな?
城壁のところどころにある門

ホテルThe Bar Convent

今日の宿はヨーク駅近くの【The Bar Convent】
もともとは修道院だった建物をリノベーションした趣のあるホテルです。

レストラン兼フロント
ホテル内にあるかわいいチャペル

カトリック教が違法だった時代に建てられた”秘密の”修道院だそうで、このチャペルのドームは外側からは見えないようになっているのだとか。

お部屋はこんな感じでした。

それぞれの部屋に名前がついていて由来がおもしろい

#6へとつづきます

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