私流、韓国語の単語・文法の覚え方

韓国語の勉強を始めて2ヶ月弱、まだまだ知ってる語彙が少ないなぁと感じる。

単語の勉強だけをしていても話せるようにはならないけど、それでも会話するためには最低限、日常会話で使うような単語は覚えなければならない。

そこで私はまず、韓国語検定の初級に出てくる単語をネット調べ、それらを一つずつ覚えていくことにした。

が、これが全然覚えられない。
初級に出てくる単語は確かに基礎的な単語（お母さん、お父さん、店、かばん等）だけど、正直会話で使う場面はそれほどない。

単語をひたすら覚えるのは全然面白くないし、その上頭にも全然定着しないので、やり方を変えることにした。

次に私は、語呂合わせで単語を覚えることにした。

歌手の喉はカスカス（歌手＝가수＝カス）
胸が霞む（胸＝가슴＝カスム（ン））
さんまは秋に香る（秋＝가을＝カウル（L））

普通に単語を覚えるよりも、覚えやすい気がした。
でも、語呂合わせを考えるのがめんどくさいし、思い出すときに語呂合わせで思い出すからパッと素早く単語が出てこない。

最終的に行き着いたのが、家にいる間はひたすら韓国語を呟くという覚え方だった。

例えば朝起きたら、

지금 일어났어요　チグm　イロナッソヨ
今、起きました

と呟く。そして、

화장실 갈 거예요　ファジャンシr　カr　コエヨ
トイレに行きます

と言ってトイレに向かう。
トイレから出たら、

화장실 갔다 왔어요　ファジャンシr　カッタ　ワッソヨ
トイレに行ってきました

と呟く。

こんな風に朝から晩まで自分の動作を韓国語で呟いていると、自然と使っている単語が覚えられるし、単語と一緒に文法も覚えられる。

動作と言葉が連動しているので、ただ机上で単語を覚えるよりも、頭に定着しやすい。

上記の呟きだけでも、

・今＝지금
・起きた＝일어났어
・トイレ＝화장실
・行きます（未来形）＝갈 거예요
・行ってきた（過去形）＝갔다 왔어

4つの単語と2つの文法が覚えられる。
なので一日韓国語の呟きをすると、予想以上に多くの単語を覚えられる。

もちろん、使った単語の全てを一日で完全に覚えられるわけではないけど、それでもいくつかの単語は一日で完全に頭に定着する。

例えば私の場合、화장실（トイレ）という単語だったり、머리（頭）という単語、목욕（お風呂）などは一日で完全に定着した。

自分の動作の一連を韓国語で呟くので、今から行うことは未来形、今やっていることは現在進行系、やったことは過去形となり、最低限この3つの文法は早い段階で習得できる。

分からない単語や文法はその都度スマホで調べ、とにかく口に出して言う。
独り言とはいえ、実際口に出して言うことでスピーキングの練習にもなる。

なかなか定着しない単語や言い回しは、何回も使うようにする。

文法は頭の中で（過去形だから았어요/었어요だよな）と考えるよりも、何度も何度も実際に使うことで感覚的に（過去形＝～ッソヨ）と自然に覚える方が、いざ使うときにすっと言葉が出てきやすい。

メッセージでやり取りするときは頭の中で考える時間があるけど、会話をするとなると、頭の中でわざわざ考えていたら全然スムーズに話せない。

語学の勉強ってスポーツの練習と同じで頭を使うのではなくて体を使い、「覚える」というよりも「馴染ませる」「慣れる」ことが大事なんだと思う。

だから韓国語は覚えるのではなく、慣れる。
そのために読む、書く、聞く、話す。

私の場合、読み書きは言語交換アプリで、
ヒアリングはBTSの番組で、
スピーキングは独り言で練習している。

スピーキングは相手（ネイティブ）とやる方がいいんだろうけど、やっぱり最初はなかなかハードルが高いので、気軽に出来る独り言で練習している。

韓国語の勉強を始めて2ヶ月弱、毎日勉強を続けられているのは、勉強というような勉強をしていないからだと思う。

今では韓国語学習はもはや趣味のようになっている。
（朝起きた瞬間から、韓国語のことを考えてるw）

知っている単語や言い回しが増えると、BTSの番組を観ていても「あ、今〇〇って言った！」というようにメンバーの言っていることが少しずつ分かってくるようになるので、これが韓国語学習のモチベーションにもなっている。