風邪はやり過ごすのが一番
体を正し、生活を改め、経過を待つべきである。
風邪はかかったら素直に抵抗せずに身を任せたほうが良いです。
(つまり風邪の症状に対していろいろ薬を飲んだり、早く治そうとしない)
すると、あらゆる排出が始まり、滞ったものが出て、体内のバランス調整をしてくれます。
だから完全に治った時は心身ともにリフレッシュされて、パワーがみなぎります。
デトックスするいい機会だと思って。
ダラダラ長引いてしまうのは風邪にきちっとかかりきっていなかったり、
風邪の時らしい食事や生活をしていないからかもしれません。
現代では仕事や育児をしていたり、何かを予約していてキャンセルできないとか、
いろいろ事情はあると思いますが、
できる限り暖かくして寝て休むのがいいです。
(コロナが流行ってからは風邪で休みやすくなったのは良かったと思います。。)
そして、食欲ない時は食べないし、
胃腸の症状がある時や喉が痛い時は食べないし
喉が渇くならチビチビ水分摂るし、
関節痛いなら動かないし、
寝れないなら寝ないし、
寒いなら着込む。
身体の声を聴く。頑張らない。
例えば、「食べれるうちに食べておく」「食欲なくなって心配」と言いますが、
私はこれは断食のチャンスと思って緩い断食していたらいいし、
なんか食べたくなったら、ちょっと口にしてみればいい。
こういう風邪を年に何回か、最低ても1回はかかるといいですね。
私は毎日の食事を気をつけたりデトックスする意思が弱いし、
基本食べること好きなので、
こういう機会があるのはありがたいのです。
風邪は本当にその人の大事なミッションを行なっている最中はかからないことが多い。
というのも常に交感神経が優位になっているから。
ふっと気が緩んだり、何か達成した時に熱が出ることはよくあること。
だから、風邪のときは身体が緩んでいるのです。
それまではどこかの臓器、経絡ばかり負担がかかっていた、緊張していた。
健康な体には弾力があるらしいです。
それはキネシオロジーでもそうですよね、
適度に体に力を入れることができる。
人間は歳をとると弾力がなくなってしまう。体が鈍くなってしまっている。
またテレビを見ながら休むのは目の疲労が胸椎3番に入って呼吸器系統に異常を起こすようです。
この本はだいぶ古い本なので(1962年刊行)
今の時代、スマホを見ながら布団に入るとかは一番やってはダメでしょう・・・。
私はこれを妊娠中にやって、咳喘息にまで発展しました。。。
若い時は風邪のの最中に無茶をしたこともありましたが、
これからは風邪を上手に利用して、風邪にかかったら、ラッキーと思って
存分に休むのがいいです。
「風邪の効能」野口晴哉
とってもおすすめです。これを読むと風邪ってなんていいことなんだと思えます。
自分や家族が風邪を引いて不安になった時に是非読んでほしい1冊です。
私達は風邪を引いた時に逆のことをしていた。
風邪を引くことが不安ではなく、
風邪を引かないことが不安。
風邪の時にレメディを摂ること
これは風邪の時になぜレメディを使うのか?
という時にヒントになるメッセージです。
ホメオパシーのレメディは
経過を邪魔しないようにスムーズにやり過ごせるよう調節しているのです。
だから、鼻水にフォーカスしてnat-mをとってみたら、鼻水がピタッと止まったとか、
何か咳のレメディのモダリティがピッタリあっていたからといって、
すぐに咳が出なくなるということは無く、野口晴哉さんが言っているように、
スムーズにその症状が経過できるようにサポートしているだけなのです。
私の場合は大体、最初にAconを摂りますが、
ややせっかちな傾向があるので、風邪の最中にゆったり過ごせるように、
バッチのレスキューレメディを最初に摂ります。
その後は経過を見守ります。
ガンガン熱く赤くなってきたらBellとか、悪寒がして倦怠感がひどい時はGelsとか
ほかにも風邪に支えるレメディはいろいろありますので、
その時の状況に合わせてとっていくといいです。
風邪の最中にレメディを摂ったからといって、風邪が楽だったー!
と言うことは必ずしもなく、
レメディを摂ってもしんどい時はしんどいです。
しかしその風邪を引くまでの生活スタイルに問題があったことは否めないので
反省ですよね。
風邪はそんな機会でもある。