shizaiの資材調達のプロ兼旅人、shizaiでの新たなジャーニー
こんにちは。Supply Teamの樋口です。
2024年1月に入社し、包装資材の調達業務を行っています。
個々のプロジェクト案件について、営業やサプライヤーの方々とやりとりをしながら、どこからどのように買うのが一番良いか検討・調整し、お客様にとって最も良い条件で包材を提供することが出来るようにするよう組み立てる仕事をしています。
従来から付き合いのある既存のサプライヤーだけでなく、必要に応じて新しいサプライヤーの扉をたたきながら、日々新規開拓も行っています。
旅が好きで、これまで日本国内47都道府県、日本本土東西南北16端、ユーラシア大陸西南2端(東と北はいけない)、世界40か国弱をふらふらしてきました。
いろんなところに出かけて行ってその土地の空気を吸い、人に会ったり景色を見たりご飯を食べたりしながら、新しい土地の地図を自分の中に作ってきました。
人々の生活や普段見ることのない景色に触れて自分の中の「当たり前」を壊していくことが楽しく、今でも旅に出る理由を作っては出かけて行っています!
これまでの経歴
これまでどんな仕事をしてきたか
新卒で入った会社はSIerです。
目に見えないシステム開発ではなく、目に見えるものづくりに興味が変わっていき、食品メーカーに商品企画で転職しました。
新製品の導入や既存品のブラッシュアップなどを行っていましたが、もっと原材料に近く商品企画とは別の切り口でものづくりができる部署で仕事がしたいと考え、調達に希望を出して異動しました。
調達の部署では、商品企画の仕事でも深く関わっていた包装資材を担当することになりました。
各種交渉や安定調達だけでなく、購買方針立案、契約書の締結、工場のラインへの落とし込み、品質管理、包装設計、輸出業務他、包材周りの業務は一通り経験してきました。
また、コスト削減と生産や物流面での改善や環境対応等を同時に改善出来るような取り組みを立案実行するプロジェクト推進業務も多数実行し、営業とは違う「自社製品の競争力を向上させる」といった切り口で、会社の利益を最大化することに注力してきました。
これまでで一番の思い出
2社目の食品メーカーで、環境対応目的のフィルムの開発をフィルムメーカー様と共同で行ったプロジェクトです。
持続可能な社会の実現に向けて、世の中的にはプラスチック使用量の削減が求められていますが、ただプラスチック使用量を減らすだけだと、包装資材として強度が低下したりコシ感がなくなって商品の見栄えが悪くなるなど、機能が落ちることにもつながります。
商品の品質低下につながりかねない包材を使ってまで、環境対応進めることは出来ないため、プラスチック使用量の削減と品質の維持を両立出来るフィルムを探しましたが、当時(2016年頃)はまだそういうものが市場に無かったため、それならばそうしたフィルムを作って使用できるようにしようと考えました。
いくつかのフィルムメーカーに声をかけて協力要請をする中で、あるメーカー様が私たちの求める仕様のフィルムを試作してくれることになりました。
また、同時に新規開発フィルムを使用して包材を加工してくださるコンバーター様を探し、3社で求める仕様の包材が出来るまで数回試作を繰り返しました。
会社側にも現行資材と同等の強度とコシ感や強度を有するものであることを各種テスト結果を提示して承認してもらい、これによりプラスチック使用量を約3割削減でき、同時にコストダウンも実現しました。
このプロジェクトは、市場に存在しない必要なアイテムを自分達で作ることによって問題解決をするという新たな挑戦でした。
そして、複数の企業間での協力とチームワークによって目標を達成し、持続可能な社会の実現に向けた貢献をしました。
この経験は、私にとって大きな成長の機会であり、最も心に残る思い出のひとつです。
なぜshizaiに入社したのか
shizaiを知ったきっかけ
転職活動時に転職支援会社のサイトで見つけました。
昔ながらのやりとりが多い包装業界に新規参入したスタートアップの会社で、この数年で大きく成長している実績もあり、変わった会社で面白そうだと考え応募してみました。
転職時の軸など
私が仕事をする上で大事にしていることは、目の前にある物事をより良いものに変更することによって、お客様に新しい価値を提供することです。
自分が新たに転職をするに当たり、この軸を実現出来る会社で仕事をしたいと考えていました。
shizaiがいいなと考えたのは、中小企業を応援出来る会社であることです。
日本の企業全体において、大企業の割合は0.3%、中小企業の割合は99.7%であるという話はよく聞きます。
大企業は自分達で色んなノウハウやそれを叶えるための人材を抱えていたり、中小企業のリソースも活用しながら自分達で会社を回していますが、その他大勢の中小企業は、そうした知見等を持たないところが多いです。
中小企業に対し、例えば、包材の見直しを行い最適なコストで調達することが出来るようになると、それだけでその企業の収益改善を実現することが出来ます。
また、ただ単にコストを削減することだけにとどまらず、最適な仕様に見直しをするための提案が出来るのも良いと思いました。その会社が昔からずっと使っている包材が最適かどうかは分かりません。
内容物、重量、ライン適正や物流効率などはもちろん、環境対応化という視点から見てもより良くなるような包材の提案をして無駄を無くしていくことが出来る…などなど、shizaiの事業はこうしたところで日本の大多数を占める中小企業の支援につながるのではと考えました。
入社してみた感想
良いギャップ、意外な点
基本的に社内で情報が全てオープンになっていることに驚きました。
自分で情報を取りに行けば、誰が何を考えているか、会社の状況がどうなっているかが把握しやすいです。
また、まだ小規模なので意思決定のプロセスがシンプルでとても早いです!スタートアップっぽい!!!とワクワクします。
また、メーカーの調達だと自社で扱っているものには非常に詳しくなりますが、それ以外のものは知らないことも多いです。
shizaiでは幅広いジャンルのお客様とお取引をしているので、知らない仕様の包材がたくさんあります。
今はまだ日々千本ノック状態で勉強することが多いですが、知識の幅が広がるしやりがいがあります。
社内の雰囲気やチームの様子
shizaiはモチベーションを高める雰囲気があると思います。
週に2回の全社会議ではチームごとにその週のWINを共有したり話したいトピックスを報告しあったり、和気藹々とした雰囲気でコミュニケーションしています。
ですが、目標の達成についてはかなり真剣です。
目標の進捗具合を週次で全社で確認して、現状足りないことがあれば様々な対応策を考えて軌道修正していくことを繰り返し、なんとか目標達成が実現できるよう真摯に取り組んでいます。
チームでの業務は基本的にオンラインでのやりとりが大半なので、何かちょっとしたことを聞きたい時に隣の人に聞くことができません。
それを補完するために私が所属しているSupply Teamでは、毎日オンラインで打合せをして相談・報告する時間を設けています。
電話して確認・相談するまでもないちょっとしたことでも、何かあればそこで話をすることが出来る大事な時間で、不安なく仕事をすることが出来ています!
日々チームの皆さんに助けてもらいながら仕事をしています。
今後何にチャレンジしたいか
今shizaiはまだ会社を拡大することがトッププライオリティなので、業務整備は追いついていませんが、QCDE(Quality/品質、Cost/コスト、Delivery/納期、Environment/環境)の観点で安定的に良い品質の包材をお客様に供給するための仕組みづくり等は、仕事の合間を見つけて進めていきたいです。
それと、また自ら包材を設計・開発して顧客に提案するような仕事にも携わっていきたいです!!!
さいごに
調達部署(Supplyチーム)は商社における要の部署だと考えており、企業の経営戦略や業績向上に直接的に貢献する重要な機能を担っています。
shizaiのSupply Teamは、メンバーが異なるバックグラウンドや専門性を持っており、お互いの強みを活かしながら業務を補完し合い仕事をしています。今後、さらに新しいバックグラウンドを持つメンバーを迎え入れ、もっと強力なチームを作っていきたいです。
shizaiでは、自身の頑張りが会社の成長に寄与していることを実感しながら仕事をすることが出来ます。
日々のルーティンに飽きた方、包材が好きな方、ものづくりに情熱を持つ方、是非ご連絡をお待ちしております!
▽株式会社shizai 会社説明資料
👇カジュアルに話を聞いてみたいと思っていただいた方、ぜひお気軽にご連絡ください!
👇今すぐ応募したい!という前のめりな方も大歓迎です😁