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長岡のロボットベンチャー経営者の日記 | 2024/03/10 | 大きな課題に挑戦する人がもっと増えてほしい。

DX案件の開発

DX案件の開発と要件定義を進めていた。
特に、追加開発が必要な部分についての要件を確認していた。

来週の社外テストは木曜日に決まったようだ。

大きな課題に挑戦する人が増えてほしい!

ある東大発スタートアップCEOの方のXの投稿を拝見して、思ったこと。

これ、めっちゃそうだなと思う。
いや、そういうことに取り組んでいる人たちもいていいし、十分素晴らしいことだと思うが。
大きな問題に挑戦する人の絶対数が少なすぎると思う。
これでは、いつまで経っても進まない。

前提として、我々の活動も、かなり大きな社会課題解決寄りの活動だと思っている。
「人とロボットが共に働く新しい農業」を実現したいと思っている。
人口減少・急激な高齢化への対策にもなり得るし、食糧問題、ひいては国防としての意味合いも強いと考えている。
今まで、大人数でするのが当たり前だった農業を、少人数でも可能だと言える世界を実現してみたい。

こうした、少し大きく感じるようなテーマに、果敢に挑戦する人がもっと増えてくれたら、もっと世界は進み、もっと世界はおもしろくなるのではないか?と勝手に考えている。

どうですかね。

完全自動ロボットの実現に必要なこと

これは農業に関わらないことだが、完全自動で何か作業を実現するロボットがあったとして、そのために最も重要なことはやはり「賢い知能」だと思う。
そして、その鍵になるのが、大規模言語モデル(LLM)技術だと思う。
これによって、多様な状況への対応が可能になる。

最近、AI関連の研究開発が著しい進化を遂げている。
もう、今までの数年前・数十年前とは比較にならないスピードで進展している。
毎日ビッグニュースだ。
(言い過ぎだがそのくらいのイメージ感。追えていない。。)

そうした状況になっている背景として、やはり大規模言語モデル(LLM)関連技術の発展が多大な影響を及ぼしている。

なぜLLMは、そんなにすごいのか?
それは、「今まででは考えられないくらい多様な状況に対応することができる汎用性の高さ」だと思う。
今までのAI関連の常識と言えば、「ある領域での専用的なAI」というような感じだった。
例えば、テキストに限った話で言えば「文章を翻訳するAI」「感情分析AI」というような感じだ。
(ちなみに、大学院のときに、テキスト×AIの触りみたいなことをやっていた。その中で、感情分析AIの初歩の初歩みたいなこともかじっていた。恐ろしくて、めっちゃできますなんて言えない。)

これでも十分すごいのだが、今のLLM主体のAIというのは、できることが多様だ。
ChatGPT 等のLLMサービスを使ってみてわかると思うが、「無茶振りにも割りとなんでも対応できる」。
これがすごい。
「この英文を日本語に翻訳した上で140文字に要約して」「芥川龍之介風でX(Twitter)の投稿をつくって」等、なんでもありだ。

また、テキストに限らず、他のメディアについても対応が可能だ。
なんなら、複数の組合せが可能だ。
これもこれで、めっちゃすごい。

対応メディアも広く、各自のできることがめちゃくちゃ多い。
これは、ある種の「常識」のようなものが実現できはじめているという解釈も可能だ。
だから、完璧でないにしろ、多様なことが8割くらいの完成度でできてしまう。
(これは今後、さらに向上していく。)

こうした技術を活用することで、今まであまりにも考えるべきケースが多すぎたことも、だいたい対応できてしまう可能性がある。
いわゆるロングテールについて、主要部でない他の部分もほぼ全て、何か来ても対応できてしまう守備範囲の広さが鍵になる。

というお話を、最近Turingさんの資料等を参考にして考えている。
もっと学び、考え、自分たちにもどんどん落とし込んでいきたい。


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