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女子校歴10年のち、社会人。…あれ?

しがない関西人です。
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ふと全国の男子高、女子高の割合が気になって調べてみました。

全国にある高校4,874校のうち、
 男子校は101校(2.07%)、女子校は289校(5.92%)
[参考:文部科学省の令和2年度(2020年度)学校基本調査より]

男子校、女子高の数って思ったよりも少ないんですね。
それよりも、日本っておよそ5000校も高校があるのか…!とそこに驚きました。少子高齢化って言われるなか、どうやって高校は存続していくんだろうか…。大学なら“大人の学び直し”講座などで、存続していく道はあると思うのですが、高校となると難易度が上がる気がしました。

そんなことはさておき。なーんで女子校の数が気になったのか。最初に投稿したnote(下から読めます!)でも書いていますが、私自身が女子高出身だからです。中高大の10年を女子高で過ごしました。筋金入りの女子校サバイバー。あ、たまに小学校から女子校の人もいるのですが、大学まで女子校となると16年間になります。さすがにこの方には私も勝てない。

中学から女子しかいない世界が当たり前だったので、社会人になってから“その特殊さ”を感じる場面がたくさんありました。今日はそれを思い出しつつ書いてみようかと思います。

(前置きが思ったよりも長くなりました…笑)

女子校出身者の特徴

笑い方が芸人/運動部の男の子っぽい子がモテる/いじめゼロ社会/おじいちゃん先生をかわいがる/雨の日は靴下が干してある など

男子の目がないので、基本的に自由でオープンな感じです。羞恥心がどこかに消えてます。
※もちろんお淑やかなまま可愛く育つ子もいます。

夏は暑いとスカートで仰ぐし、スカートめくりが流行ることもあります(ひどいと学年集会で注意される)。感情表現も開放的な傾向があります。なので笑い方が芸人なのは激しく同意。私も結構芸人みたいな笑い方してます。いまだにこの癖が抜けないです。大学の時は人であふえる廊下でも「笑い声でどこにいてるかわかる」と友人に言われました。

あと女子特有の結束力が本当にすごい。たとえばスマホ禁止の学校、授業中に着信音がなった時。「誰?鳴らしたの?」という教師の問いかけがある中、アイコンタクトでクラス全体が協力してたりします。あとは体育祭のクラス対抗リレーが本気。世間の“おしとやかな”印象を綺麗に裏切るくらいの大声援で自分のチームを応援。選抜選手たちも男子顔負けくらいな気合いの入りようで、コロッセオのような場になります。でも選手も応援する側も本気なので、忘れられない思い出になります。楽しいよ!

あと同世代の男子がいない=女子の中でやたらとモテるかっこいい女子も誕生する。特に運動部のエース的ポジションの子とか。バレンタインは憧れの先輩の教室に後輩がチョコを持ってくるという光景も観れます。女子校の青春。

もちろん女子特有の陰湿さも多少はあるのですが、共学に比べると平和。クラスカースト的なものは存在するけど、ピラミッド型じゃなく住み分けが綺麗にできてる感じです。波風立てずに過ごす。社会に出てもこのスキルは役に立っています。苦手な人へのスルースキルとかで。

そして大切なことなのですが、男子の目がないので!
本人の積極性の有無によって、異性への免疫力が違います。自分から積極的にいく子であれば同世代の男子とも話します。が、そうでない場合は話す力が弱いかもしれません。好みのタイプがおじさん好きな人もいます。かくいう私もその一人です。今まで好きになった芸能人も+15歳上のおじさんばかり。共学にいってたら私の恋愛観どう変わってたんだろうかと思うくらい、女子校生活で歪みました。

社会に出てから感じた【性的役割】

そんな女子校の洗礼を受けて、10年、伸び伸びと過ごした私。社会に出てから感じたギャップがたくさんありました。

・力仕事は男子に任せる
・女性管理職の少なさ
・ぶりっ子、男子に媚びる人への苦手さ

わたしの感じたのは主に上記の3つです。女子校に通うと、男子に頼るどころか自分達で何もかもやらざるを得ません。その結果、自立心は養えるんじゃないかなと思います。

でも社会で男女がいる環境になると、性別的役割の壁にぶつかりました。新卒で入った会社では「備品届いたから誰か運んで〜!」と言われると、真っ先に「私行きます!」と行動。管理部の女性社員から「ちょっと男子も手伝え〜!」と突っ込まれていました。私的には男女関係なくできるなら動けば良くない?と思うのですが、そこがちょっと違うのかも。しれませんね。

あと、男子の目を意識することがなさすぎて、「媚びる・ぶりっ子をする」 共学出身の女子行動が意味わからず。共学なら好きな男子に好かれようとするのかもしれませんが、基本的に自分の+10歳上の先生しか男性がいない環境で過ごすと、学生側から「先生かわいい〜!」と自分から言いに行くことはあっても、“好かれるための受け身”になる経験が少なめ(積極性ある女子校生なら別です)。それゆえに、社会に出てから衝撃を受けました。今となってはそれも一つの手段なんだなと割り切れるようになった気がします。

他にもたくさんありますが、ざっとこんな感じです。

で、女子校通ってどうだったのか。

私は女子校通えてよかったです。後悔してない。もし自分に娘がいて、通いたいなら行けばと思います。私自身、その時にしかできない面白い経験もできたし、合わせられてない感覚も、後から理解できるようになればいい。共学も、男女別の学校も、それぞれ一長一短。共学に通っていれば、社会にどんな子がいるのか勉強もできる。でも希少な女子校出身者なら、社会に出た時見方によっては、武器になる個性になるのではとも思います。結局は本人の見方・捉え方次第。(ネットでは自分が女子校通って後悔したという声もちらほらありました。)

あと古いニュースですが、海外では男女別の学校が増えているという話もあるそうな。英語とかできるようになったら、海外の女子校あるあるとか聞いてみたいです。(年明けたら英会話の勉強始める予定です!)

思ったよりも貴重だった女子校歴10年。これからも、あの時培ったものを武器に社会を生き抜いていこうかと思います。少数派だからなんぼのもんじゃ〜い!たくましく生きていきます。

また更新しますね!今日もありがとうございます!

ほいでは。

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