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【愛がなんだ】

久しぶりに何か映画が見たくなり
アマプラで検索。

【愛がなんだ】

以前どこかで感想を目にして気になった記憶があり
ただその感想の内容すら忘れたけど
気が向いたので観てみた。

いろんな評価はあって当然で
それも個人個人の価値観と、
どう見るかによって変わるものなので
どう感じるかは自由。
なので、あくまで私の個人的感想。



《自分を愛することの大切さ》

を知る作品だと、私は思った。


「クズ男」と言ってる女性が
同じように「クズ女」になっていることに気付かず
「お前重い」と言ってる男性が
同じように「重い男」になってることに気付かず

依存しすぎて
相手に合わせすぎて
それなのに欲しい愛は貰えない。

それが何故なのか、
この映画を通して分かる気がする。

自己犠牲や依存では
安心できる愛は得られない。

作中の歪なトライアングルの構図が
自分で自分のことが分からない滑稽さとして
映ったけれど
だからこそ、
私の中に響くものとして
この記事を書きたい気持ちになったのです。


頭がお花畑になるほど
人を好きになれる
その一途な強さはある意味素敵だけれど
それが「好き」なのか分からなくなるのは
もう執着で。
決して本人が幸せにはなれない。

自分が望んでいることは何なのか
自分の本当の幸せは何なのか

相手ではなく
自分に向き合えないと
執着は手放せないし
何が目的で自分がその行動をしているのか
分からなくなってしまう。



この作品を観ることができてよかった
そう思いました。


*****
仲原くんとテルコの駐車場での会話がとても好き。
真っ直ぐ向き合って一段上に上がった仲原くんと、
仲原くんに言い返すことで
自分を否定したくない感情を必死に守ったテルコ。
みんな、愛されたいだけなんだよね。


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