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服好き女によるメンズファッションの基(レディースにも!)

※ファッションの捉え方としてはメンズ・レディース関係のないものとなっています。しかし基本的でシンプルな服に関しての考え方なので、女性らしいフリルやレースといった細かいディテールなど当てはまらないこともあります。
※専門家ではないので一意見として参考にしてください


この記事はどちらかというと初心者の方や、ファッションに興味あるけどいまいち雰囲気が掴めない、、という方に向けてのものになります。でも、たくさんの方に楽しんでもらえたら嬉しいのでせっかくの出会いに、ぜひお時間のある方は読んでいってください!

服に関してよく見かける情報は
こんなアイテムがいいよ。この組み合わせがいいよ。
というようなものが多い気がして、、
それだと実際に服を買うとなったときに
・見た事のない形やデザインの服に手が伸ばしにくい
・毎回同じ組み合わせしかできない
という現象が起きてしまうと思うんです。

だから、もっと応用が効くような広い考え方をひとつお話ししたいと思います。

①テーマ

テーマは「きれいめ」と「カジュアル」
この2つの比率によって自由に雰囲気を変えることができます。

着目するところは「シルエット」です。
しかし、A・Y・I・Xシルエットとは違います。 

では何かというと、、
ずばり、直線と曲線を意識せよ!です。
「きれいめ」は直線
「カジュアル」は曲線と対応しています。
これだけ覚えてもらえれば、自分の理想的な雰囲気を手に入れられます!

②アイテムの見方

アイテムについて、ジャケットを例にとってみます。
1つ目に肩の切り替え位置とパッドの硬さが大切です。
切り替え位置が身体とジャストサイズだったり、肩の生地にある程度の硬さがあると「きれいめ」になります。仕事用やフォーマルなスーツを思い浮かべてもらうとわかりやすいかと思います。
一方で肩落ちのデザインだったり、柔らかい素材のジャケットは「カジュアル」な雰囲気になります。オーバーサイズでゆるっとした感じも曲線に寄っていきます。

2つ目に衿やポケットなどの細かいデザインの形です。
これはわかりやすくて、直線的だと「きれいめ」に、
丸みを帯びるほど「カジュアル」になります。
また、ボタンは元々が丸い形なので、色や素材で目立つほど「カジュアル」にみえます。

このようにパーツごとに注目してみてみると、同じジャケットでも「きれいめ」と「カジュアル」の比率で印象を左右することができます。

また、肩の切り替え位置やデザインの形は全てのトップスで同じ考え方ができるのでTシャツやアウターを選ぶときも同じように考えてみてください。


ボトムスでも同じです。
ストレートパンツや細身のシルエット、センタープレスの入ったパンツは直線的なので「きれいめ」にみえます。
一方で、テーラードパンツやオーバーサイズ、裾が絞ってあるようなパンツは曲線的で「カジュアル」にみえます。


③生地について

生地は抽象的に考えると、重くて硬いほど「きれいめ」に、軽くて柔らかいほど「カジュアル」になります。
ここでひとつ注意して欲しいのは、素材ではないという事です。きれいめが好きでもデニムやスエットが着たいし、カジュアルが好きでもシャツを着たいときもあります。
シャツやデニムの選び方についてわかりやすくいうと、「きれいめ」にしたいときはパリッとしていたり生地のしっかりしたものを選んでみてください。反対に「カジュアル」にしたいときはくたっとした生地感のものを選ぶといいでしょう。
しわがつきにくい・つきやすい、も指標のひとつになります。


④服を買うときの手順

では次に、実際に服を買うときの考える手順をお伝えします。
1.まずは自分がしたい「きれいめ」と「カジュアル」の比率を考えます。
2.次に欲しい服を考えます。この時に『きれいめになりたいからシャツを買わなきゃ』というような事は考えなくて大丈夫です。このような考え方をすると、ファッションの幅を広げられないからです。
3.最後に欲しいアイテムの特徴を考えます。
この3ステップでOKです。あとは実際に洋服を探しに出かけてみましょう!

1つ例を挙げてみたいと思います。
1.きれいめ要素多め
2.今流行のカーゴパンツ
3.アイテム自体がカジュアル寄り
 サイドにポケットがついている

この点を意識しながら実際に買い物に行って1点1点見ていきます!買い物に行く道中で理想的なイメージを膨らませておくとよりいいと思います。
裾が絞られていないストンと落ちる形で、ポケットのマチが目立たなくて、生地はシャカシャカした軽いものでなくてチノ系やジャージ系のもの、、

こんな感じ!!

イメージをしっかり持つことでネット上でもすぐにいい物が見つかりましたー!色は黒いほうがきれいめだし、ポケットが目立たなくていいかもしれないです。
この写真みたいに革靴合わせだとより清潔感が出て良いですね。


⑤まとめ

「きれいめ」と「カジュアル」の比率を考えましょう!その上で
「きれいめ」→直線、重め硬めの生地
「カジュアル」→曲線、軽め柔らかめの生地
これを意識するだけでどんな服でも自分の好きな着こなしを楽しむことができます。
おしゃれなのに唯一無二のコーディネート、目指してみませんか!?

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