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怒りなんて、捨ててしまえ。

ここ最近、怒っていない気がする。
いつ怒りを覚えたのかも、怒りからくるあの心の奥の熱さもよくわからない。

昔はよく、怒りが私の中に現れていたと思う。

小学生のときは、自分の思い通りにいかなくて厳しい態度だったし、悪口は言ってたし、そんなだから同級生に怖いと思われることなんてしょっちゅうで。今思えば当たり前に怖かったんだけど、当時は怖いって言われて壁があるのが悲しくて。

それから、色々きっかけがあって変わっていった。

中学生になるときに、学区が変わる影響で中学校には友達がほとんどいなかった。
小学5.6年生の頃に周りにいた優しい友達のおかげで、悪口とかの馬鹿馬鹿しさに気づけるようになって。だから、中学校では心機一転、悪口なんて縁のない優しさの溢れる人になろうって決意して。

そう決めたある日、親の実家に訪れたとき祖母に「なんか雰囲気が柔らかくなったね」って言われて、それがなんだかとっても嬉しくて。1番変われたのはその言葉のおかげだと思う。

嫌な事よりいい事を考えられるようになって、
悲しい事より楽しい事を考えられるようになって、
ネガティブからポジティブになって、
どんどん温かい自分に変われているのを実感して、幸せで。

高校では、人に対して良い意味で興味が薄れていって、「人間だもの」「所詮他人の人生」「他人は簡単に変えられない、自分が変わる」って言葉で許せることが増えて。これは狭くて深い人間関係を好む人にしか使えないと思うけど、私にはとてもよかったように思う。

そんなこんなで大学生になった今、悪口を言うような人は私の周りには1人もいないし、人を不快にさせるようなことを言う人もいない。みんな互いを思いやっているのを感じられる優しい空間。親しき仲にも礼儀ありって言葉が好き。

怒ってても何も変わらないし、その先に明るい未来はない。怒りなんて、捨ててしまえ。

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