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花火に飽きた人 2023/07/30の日記

マシュマロ返したろ

オタクの輪が"最強"の座にあるのはキモい地元だけどネーミングセンスはまだ一般オタクだからその地元はまだそんなキモくない。
安心して眠れ。

またなんかあったらここまでどうぞ(🍟


・地元の祭りでやる花火がベランダから見える家に住んでます。7年ほど。住み始めたときは家から花火が見えることにテンションも上がってたけど、今となっては「あ〜、やってんのか」くらいにしか思えない。しかもだからといって無視を決め込もうとすると花火側から「え?見ないの?俺んこと無視すんの?」って言われてる気がする。

・特に連発花火を無視してるときは本当にキツイ。私がなんか悪いみたいだ。みんなに「おぉ〜」って言われたそうな花火。無視を決め込む私。

ドンドンドンと音と振動がわずかに部屋を揺らす。
こればかりは無視できなかった。

・「あ"ぁ"ーー!!!見りゃいいんでしょ見りゃ!!!!!」心のなかで微かに叫びベランダの窓を開け、連発花火を一瞥、下を見て上を見る家族を確認しベランダから戻る。これでいいんでしょ!!!!これで!!!

・これで最後の花火に今年もなったな。あーよかったよかった。


・はっきり言えば私は花火に飽きている。もうウンザリだ。
花火のあの一連のプロセスはもう見尽くした。
都会の花火大会は終わったあとはゴミと痴情で酷くなり田舎の花火は節操なく打ちまくることで昼みたいになる。文系は異性を連れて花火が映る横顔のキミをちらと見て鼻の下を伸ばし理系は「この色はカリウムだよ」と化学知識をひけらかし鼻を伸ばす。子供は眠くなって駄々をこねるか出店の光る棒を買うように駄々をこねる。

もう知っている。なので飽きた。もうそろそろ夜空にドローンを飛ばして欲しい。

・暗い場所で明るい何かを見るんだったら映画のほうが全然良い。ウォッチリストに入れてから全然見てない映画を空に映してくれ。「マイ・インターン」とか「サタデーナイトフィーバー」とか。

・「夏祭り」の曲でまだ付き合ってないカップルが誘って花火大会とか夏祭りに行くのが定番になってるけど、未熟なカップルがあのクリシェまみれの花火大会で仲を深めようなんざオススメしない。実際「夏祭り」でも彼女が友達見つけてどっか行ったし。無理に言葉を交わさなくても好きを見失わない熟練カップルこそ花火大会にいるべきだ。

・「スイカ割り」「流しそうめん」「花火」……夏はみんな暑さで頭がやられてしまったのか、意味不明なイベントが多い。なんだこれは。

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