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目に見えるアクセサリーを失ってもなお、残るものを見つけて。

昨日から調子がおかしい。
殺人的な睡魔が白昼に何度も忍び込んでくるし、頭のキレにも冴えがない。
だから昼間から夢現つで、その隙に不思議な思考もやってくるわ、その対応に追われるわで、昨日も今日も、リーディング一本上げるのが精一杯だった。メールの返事を書くことすら、ままならなかった。


どうしても言葉にはできなかった想い、というものについて。
次元を超えた繋がり、のようなものとか。
どうやらわたしもいよいよ、本格的にイカれてきたのかもしれないな。


日中、やるべき仕事や雑事があることは、ある意味救いでもあるわけで。
本当の自分を見つめることから、逃げさせてもらえるのだもの。
魂が求めるもののことなんて、考えなくてよいのだもの。
何かを成し遂げた今日の自分には、達成感が罪悪感を覆い被してくれるものね。



今まで懸命に手にしてきた、その目に見える素晴らしいものは全部、アクセサリーなんだよ。そしてそのアクセサリーはね、他の人が代わりに持つことだってありうるの。だって、装飾品だから。
煌びやかに着飾った誇り高いあなたがそのアクセサリーを全部失った時、残るものは何?


言葉にできなかった想いは、何?
本当に選びたかったものは、何?


そのアクセサリーは、本当に欲しかったものなの?


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