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ぎっくりコッシー老子になる。

老いた子と書いて老子と読む。
36歳になる歳にギックリ腰を初体験。
朝起きて、腰を左右に捻ったらピキッときた。
おぅぅぅ鬱の次は、腰が落ちる。
季節の変わり目は精神も身体も虚けやすい。

最近、こうしてブログを書くのが習慣になったが、正座して書いたり座った姿勢が増えたのが腰にきたのか。昨日の寝相がよくなかったのか。
体に違和感はあった。

歩けないほどでは無いものの、立っても、座っても、寝てても腰に爆弾があるようなズキズキと疼く痛みを感じる。と同時に初めてのギックリ体験にワクワクしてる自分もいる。歳をとった身体と、老いぬ精神が同居している。昨日、元嫁から精神年齢は5歳だと認定された。息子は4歳。もうすぐ同級生になれる。

老いた子どもの私は、老子を読む。
背中に痛みを感じながら、無為自然。

世の中には
やわらかなものと
固いものとがある
生まれたての赤ん坊は
いかにもやわらかく弱々しい
それが年老いてゆくと
だんだん固くなり
最後は死んで硬直してしまう
動物も植物もおよそどんな生きものも
いのちが生々と輝いている時は
やわらかくしなやかなものだが
死が近づいてくるとどんどん固くなる
だから、次のように言うことができる
固さとは、死と老いのシンボル
やわらかさとは、生と若さのシンボル
そもそもいのちとは
やわらかくしなやかなものなのだよ
やわらかな木や枝はなかなか折れにくいが
固い木や枝はぽきんと折れてしまう
頑丈な武器も同様でね
強大な軍隊も
ただ剛強なだけでは勝てない
臨機応変に対処できるやわらかさと
しなやかさがなくてはね
結局、ものごとの最後にはつねに
柔軟なものが
剛強なものに勝つのだよ
⭐︎
やわらかいといえば
水ほど
やわらかく弱々しいものはないよね
しかも決して争おうとはしない
丸い器に入れば丸くなり
四角い器に入れば四角になる
形にとらわれず、自由自在だ
ところが形をもたないからかえって
どんな小さなすきまにも入ってゆき
どんな巨岩をも粉々にしてしまう
即ち、水とは
やわらかく弱々しいことに徹して
何よりも強い、とも言える
上善若水
水のように生きるのが
最高の生き方なのだよ
水は、万物に恵みを与えているが
決して自慢しないし威張らない
それどころか、かえって
人々が嫌がる低い方へ低い方へと
流れてゆく
謙虚だねえ
さあ、水のように生きなさい
それが“道(Dao)の人”の生き方なのだよ

自由訳 老子

水のようにやわらかく
しなやかに生きれるよう
頭と体のストレッチしよう

未知なる道はつづく

全身全霊で贈り人します‼︎