【写真記】平取町・義経公園展望台（2023/09/01）
義経公園GoogleMAP＞https://maps.app.goo.gl/MaKtQLmVCHMKZLkY6
日高桜八景のひとつ、義経公園。駐車場はここで合ってたんだろうか？誰もいなくて寂しい。
全体の面積は約300ha！草刈りもされているし、遊歩道がきちんと整備されています。
平取（びらとり）の語源となった「ピラウトゥル」は、ピラ（丘陵の急斜面）ウトゥル（～の間）という意味で、崖に挟まれた地形を表しています。
展望台はオバウシナイ川を挟んで東西に２箇所。こちらは西側への入り口。
まずは弁慶池の方へ。（写真の矢印を挟んで東西に山があるのが分かります）
小川というか水路の水も綺麗です。
こちらが弁慶池。溜り水っぽい感じで、あまり綺麗ではなかったです。サギが来るのか、鯉がものすごく素早かった。
砂防ダム？がたくさん設置されてました。
それほど高い山でもないんだから、せき止めるのは勿体ない気もする。
東側（義経神社方面）の展望台への入り口には鹿よけの柵が設けられていました。
ここから、ひたすら登りです。この日は曇りだったけど気温は30度。蒸し暑くて汗が吹き出る！
木の幹と柵のロープを縫い止めるように伸びる太い蔓性植物。
尾根を歩くような感じに。後で語源を知るのですが、まさに「長い吻（ふん）」のような地形です。
尾根は狭いので、木道で補強されているところも。
「そろそろかな？」と思うけど、まだ登る。歩道が木を避けているのがホッコリする。
なぜか西洋シャクナゲが植えてあった。どうせ植えるなら和シャクにすればいいのに。
駐車場から歩くこと約30分、展望台に到着！
展望台からは沙流川（平取ダム）が見渡せます。ここはチャシだったんじゃないかな？ 地形的にも重要な拠点であっただろうことが伺えます。
近くに、オキクルミカムイの伝承に着目したUFO研究団体が建てた基地を中心とした「ハヨピラ自然公園」がありますが、現在は立入禁止となっています。
「ハヨピラ」の語源は２つの説があり、「武装した崖」または「メカジキの吻を置く崖」＝鋭い吻のようなチャシがあったのではないかと推察されます。（写真はアカゲラ）
ここには油田があり天然ガスが出ていたことからも魅力的な土地だったのでしょうね。（写真はカケス）この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？