ペンケトー・パンケトー自然探勝会(2022/10/09)<後編>

画像1 【阿寒湖畔EMC】主催の『ペンケトー・パンケトー自然探勝会』後編です。ちなみにアイヌ語でトーは「湖、沼」を意味し、ペンケは「上」、パンケは「下」という意味です。
画像2 阿寒摩周国立公園 阿寒湖畔エコミュージアムセンター>http://business4.plala.or.jp/akan-eco/
画像3 GoogleMAPの位置情報。電波はギリギリです。
画像4 パンケトーの湖畔に来ました。
画像5 ここも一般人は立入禁止ですが、阿寒湖漁業協同組合が養殖や漁をしています。
画像6 静かで凛とした空間が広がっています。
画像7 錦繍の雌阿寒岳。
画像8 ここで実験コーナー。トドマツ葉に砂糖と水を入れて発酵させたもの(松サイダー)を、ペットボトルロケットにしてどれだけ飛ぶか?! 木と木を結んだ紐にぶら下げて、いざ発射!! 10mは軽くオーバーしました!!!
画像9 阿寒湖キネタンペ湾にある養殖場で、お昼休憩。右下は、主催者から配られたオヤツ。一応、マリモのキャラクターらしい。
画像10 ここも素晴らしい風景なのです。
画像11 マスの遡上が見られるとのことで、じっと待つ。
画像12 「あっ!上った!!」なかなか写真に収められないしピントが合わない〜。
画像13 ここから出てきて、さらにイベシベツ川の上流へ。
画像14 阿寒湖に注ぎ込むイベシベツ川。
画像15 クルマで移動し、今度は川沿いを歩きます。やったー!
画像16 キネタンベツ川だったかな? 大きな倒木の下に、何がいるでしょうか。覗き込む面々。
画像17 イトウやアメマスが隠れていました。釣り人も来ないため、大きく育ったものがたくさん泳いでいます。
画像18 この水たまりは、いいヌタ場になっているようでものすごい獣臭がしました(笑)
画像19 川底にはカワシンジュガイも生息していて、この清流の維持に一役買っています。寿命はなんと100年!
画像20 川に横たわる倒木も、何かしらの役割があるので撤去はしません。
画像21 ヤマセミもいたそうですが、わたしは見れず…。「あっ、ザリガニがいるよ」と教えてもらっても、どこにいるか分からず…。
画像22 (右上)「見えんのか、しょうがないのう」とでも言わんばかりに、こちらに向かって歩いてきたウチダザリガニ。ありがとう!
画像23 木立の合間から見える紅葉が一幅の絵画のよう。
画像24 通称:乙女の滝。名前はついているけれど、GoogleMAPには載っていません。
画像25 ふだんは記念撮影とかしないんだけど、テンション上がってこんな写真を撮ってもらっちゃった! 久々の「I can fl~~~~~y!」
画像26 チュウルイ湾に移動し、環境省の方による解説に耳を傾けます。湖畔には、マリモが打ち上がっていました(マリモの写真をネットに上げるには市教委の許可が必要です)。
画像27 真正面には『マリモ展示観察センター』があるチュウルイ島。阿寒湖には約1億個ものマリモが生息しているといわれていますが、そのうちの98%は小さいもので、大きいものは11万個くらいだそうです。マリモの天敵は水草。水草類が異常に繁茂し、マリモの生息域が侵食されているのだとか。それから、冬に飛来してくる白鳥やウチダザリガニもマリモを食べてしまうらしい。
画像28 かつては阿寒湖温泉街の排水(下水)が阿寒湖に流れ込んでいたため、栄養豊富な泥が堆積しています。 下水処理施設が整備され水質が改善、マリモの生息域が広がったのもつかの間、水草類も繁殖したため再び狭まってきたそうです。(マリモは転がりながら成長するので、水草が繁茂していると転がれない)
画像29 人為的に自然界のバランスをとるというのが、いかに難しいか。いっそ、何も手を付けない方がいいのではないか。多方面で勉強になった自然探勝会でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?