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第2回 午後ローを見ずに語ろう:ゲーム

こんにちは。知ったか映画塾の手塚です。

このnoteは、テレビ東京の番組『午後のロードショー』を見ずに、放送される作品を語れるようになるためのシリーズです。

前回は、『アイランド』を紹介しました。

第2回は、2020年7月2日(木)に放送予定の映画『ゲーム』をまとめていきます。

作品概要

●1998年のアメリカ映画

●監督:デヴィッド・フィンチャー(ファイトクラブ、セブンなど)

●抑えておくべきキャスト:マイケル・ダグラス(氷の微笑、ウォール街など)、ショーン・ペン(世界三大映画祭で主演男優賞)

あらすじ

●サンフラシスコの投資銀行経営者である主人公ニコラスは、仕事中心の刺激のない毎日を送っていた。

●48歳の誕生日を迎えたニコラスは、弟のコンラッドから「娯楽も必要だ。人生変わるよ」という言葉と同時に、とある有名ゲーム会社CRS(Consumer Recreation Services)からの招待状をプレゼントされた。

●招待状を使うためCRSへ向かったニコラスは、CRS社員のファインゴールドから「招待状によって遊べるゲームはプレイヤ毎に作られ、人生に欠けている何かを提供する」と説明され、軽い気持ちでゲームへ参加することを決める。

●次の日からニコラスは、探偵から追跡されたり、乗車中のタクシーが水没して死にかけたり、命を狙われ銃を発砲されるなど、不可解な出来事に巻き込まれるようになった。

●一連の事件の原因は全てCRS社であると判明し、ニコラスはファインゴールドを銃殺する。

以下大きなネタバレ

●しかし、実はそれすらもゲームの一部であり、ファインゴールドは死んでいなかった。

●疑心暗鬼になったニコラスは、自分にシャンパンを振る舞おうとした弟をも疑い、銃殺してしまう。

●ニコラスは自責の念に駆られビルから飛び降り自殺を図るが、マットが敷かれていて助かる。そこに弟のコンラッドが現れ、今までの出来事すべて何もかもがゲームであると判明する。

●ゲームを終えたニコラスは、平和な日常に感謝を抱くようになった。

●しかし後日、ニコラスがゲーム中に出会った女性クリスティーンから言い寄られ、「これはゲームの続きか…」と疑うのであった(おしまい)。

マメ知識

監督のデヴィッド・フィンチャーはピンク色が大嫌いで、自分の映画にピンクは絶対使わない、らしい。

この映画を何も知らなくても、これを言えば見た人だと思ってもらえる

「この映画見てる今この時すらもゲームかもしれない、なんて思わされる作品だね」

以上、7月2日放送予定の『ゲーム』についてまとめました。もう、この映画を見なくても見た人として生きていけると思いますが、興味が湧いた方はぜひご覧になってください!

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