小学生が作文を超簡単に書けるようになる方法。

こんにちは。
章憲です。

今回は小学生が作文を超簡単に書けるようになる方法についてnoteにまとめたいと思います。
この方法は実際にわたしが運営している教室で実践している方法で、全く作文が書けなかった子が書けるようになりました。

・作文の書き方がわからない子
・文章の1行目から止まってしまう子

に、おススメの記事ですので、ご参考にしていただけたら幸いです。

では、さっそく結論からお伝えすると

文章の組み立て方を教えること、です。

具体的には以下の順番で書けるようにサポートするだけです。

①頭の中のコンガラガッテいる情報をすべて出させる
②情報を整理し、全体の構成を決める
③具体的な出来事を書く
④最後にその出来事に感じた気持ちを加える

おいおい普通じゃん。と思いますよね。

実はこの普通が文章を書くことが苦手な子にとって難しいのです。

たとえば、自分の好きな友達について作文を書こうとすると
作文苦手なA君はこんな感じで書いてしまいます。

・僕の好きな友達は太郎君です。太郎君はやさしくて、僕は好きです。

以上。

いきなり上記の④から書いてるため、読み手側としては太郎君の良さについて、おそらく書き手が伝えたい気持ちがほとんど伝わっていませんよね。

また、A君がどんな性格の持ち主かも、ほぼわからない状態です。

そこで私はA君に作文を書き始める前に、こんな問いかけをします。

・太郎君ってどんな性格の子かな?
・最近太郎君と遊んだ思い出(事実)はある?
・太郎君のどんなところが好きなの?

そうすると、A君は会話の中ではスラスラと太郎君の良さを話してくれることが多いと思います。

実はここがポイントで、まずはA君の頭にあるコンガラガッテいる情報を
すべて出してあげます。

そして、この質問の順番が全体の構成になるので、この順番に書けるようにサポートします。

そうすると以下のような文章が書けるようになります。

=========太郎君の性格==============
・僕の好きな友達は太郎君です。太郎君はとてもやさしい友達です。
============================

========太郎君と遊んだときの思い出(事実)=========
・昨日太郎君と一緒に砂場で遊んでいました。すると次郎君が途中からやってきて次郎君も仲間に加わることになりました。しかし次郎君は砂場で遊ぶおもちゃを持っていませんでした。

・それを見た太郎君はすぐに持っていた自分のおもちゃをかしてあげました。
================================

============A君の気持ち================
・僕は太郎君のようにすぐに貸してあげられず、貸すことに迷ってしま
ったことが悔しかったです。
・今度同じようなことがあれば、太郎君のようにすぐに貸してあげたいです。
・僕はこんな友達思いの太郎君が大好きです。
============================

こんな感じで文章の組み立て方を教えてあげると
作文が苦手な子でもスラスラかけるようになります。

普段私が作文のサポートするときに心がけていることは

おおきな話(どんな出来事があったのか)から
ちいさな話(具体的なできごと)に向かって文章を作らせることです。

当の私も大の作文嫌いで、人に何かを説明するのもしっかり伝わるか
自信がなくいつも避けてきた人間でした。

ホントに最近になってようやく
「説明すること」=「自分の頭の中にあるイメージの共有」であると
気づかされたくらいです。

(どんだけ遅いねんw)

いづれにしてもまずは書くことを楽しむことを大切にしてあげると
良いかもしれませんね。

書き続けることで作文能力は各段に上がってきます。

ぜひ楽しみながら組み立て方をサポートしてあげてください。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?