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現役編集者が教える、有料noteを宣伝する裏技とは!?

『小説の書きかた私論』公開から四日が経ち、有難いことに三人の読者の方からオススメを頂戴しました。

 noteに返金機能が実装されると知ったとき、立ち読み感覚で読んでみて途中で自由に返金できるなら少なくとも誰かを失望させてしまうことはないだろうし、詐欺だと誹りを受けるいわれはないし、書き手として心苦しく思うこともないと思って有料で記事を書きました。

 ところが、小説の書きかたをほとんど偏執狂のごとく類型化して本一冊ぶん書いてしまうような性分ですから、編集者として面白い=売れる文章を量産するために、生来あの手この手でラクできる近道がないものかと考えを巡らせてしまう狡賢い悪癖があります。本格ミステリは綾辻行人先生の『十角館の殺人』を読んで以来の大ファンですし、ストラテジーやパズルの類も大好きなんですね。実際、トリック構築のヒントを紹介した『私論』の第四章では、密室トリックの類型をパッと思いつくだけで二分類、計十六通りの例として挙げるような具合です。たぶん、突き詰めれば、まだまだ別のパターンの密室トリックも考えうると思います。

 そんな私ですから、返金機能の概要を読んだときに、ふと思いついてしまったんですよね。捨てアカウントを作って自分の記事を購入→オススメする→返金を繰り返せば、不正に自分の記事をアピールすることができるんじゃないか? と。一種の自作自演のトリックですね。いや、同じことを思いつく人はほかにもたくさんいるでしょうし、noteのシステムであらかじめ防御策が打ってあるかもしれませんし、そもそもやりませんけどね。この記事のタイトルはただの釣りです、すみません。試しにアフィリエイターっぽいことを書いてみたかっただけで。

 しかし、だからこそ、しっかりしたバックグラウンドをお持ちのアカウントのお三方にオススメをいただけたのは、すごく有難いことだと思いまして。性善説で成り立っているnoteの世界、いいですよね。

 読んでくださっている皆さんに改めて感謝します。

サポートは本当に励みになります。ありがとうございます。 noteでの感想執筆活動に役立てたいと思います。