ポケモンのIP戦略
ポケモンが強すぎる。
子育て中の身にとって、子どもが嫌がる歯みがきをAR技術でゲーム化してしまった「ポケモンスマイル」というアプリには感謝しかない。
ゲームアプリにありがちな「基本プレイ無料」かと思いきや、ゲーム内課金も一切なしの完全無料アプリ。
なぜそんな利益につながらないような太っ腹なアプリを作ってしまったのかといえば、おそらく株式会社ポケモンの長期的なIP戦略なのだろうと思われる。子どものころポケモンを遊んでいたオールドファンが、もはや親世代。その親世代が子どもの歯みがきにこのアプリを活用することで、子どももポケモンというIPに親しみ、自然と将来のお客さんになってくれる……というわけだ。いわば「撒き餌」である。
しかもこのゲーム、無料だから片手間で作られたものかと思いきや、さにあらず。
昨日などは、下の子がゲーム本編ではなく、収集したアイテム「キャップ」を自由に眺められる鑑賞モードで面白がって歯みがきをしていたら、突然ある演出が始まってぶったまげた。まだ試したことのない親御さんは、ぜひお子さんに試させてあげて欲しい。
とんでもない遊び心と作りこみである。
こういうモノづくりを目指したい。
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