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呼び水になれるとしたら

 できる限り1日1回以上、読んで面白かったnoteに短文の感想を残していく試みを続けています。この試みを始めてみて、なんとなく「ある傾向」に気づきました。

 たとえば、今日はこちらの小説。

 コメント欄に感想を書かせていただきました。
 コメントを残させていただくと、多くの場合、有難いことに、まずは書き手の方からお返事をいただきます。noteを開けば、通知でそれと知れます。
 そして不思議なことに、コメントを残したnoteには、けっこうな確率で別の方からのコメントがつくように感じます。別の方による言及があったときも、通知でそれと知れる仕様になっています。

 noteのコミュニティーにまだまだ不慣れな私の勝手な思い込み、いや単なる自意識過剰かもしれませんし、面白いと感じたnoteを選んでいるわけですから他の人に選ばれる確率が高いのも道理なのかもしれませんが、こと小説のnoteに関していえば、感想を書く文化がもっと活発になってもいいのではないか。そう思います。書き手はたくさんいますが、読み手が少ないのでは意味がありません。読んで感想を書くことは、そのまま書き手としての自分のスキルアップにもつながるのに、せっかく読んだのに感想を書く機会を逸してしまっているとしたら、もったいないことです。
 いま、文学フリマというイベントが右肩上がりの成長を続けていて、本の売り手がそのまま買い手にもなるという、とても素敵な場が育ちつつあるようです。売り手として参加した経験はありませんし、もう長いこと顔すら出していませんが、近年はとても盛況だと伝え聞きます。
 対面ではなく顔の見えない画面越しのnoteでは致し方のないことかもしれませんが、もしコメントを残すことで、それを見た誰かが、
「私もそう思った」
「いや、俺はこう思った」
 とコメントしやすくなる、呼び水のような効果があるのだとしたら、それは少なからず幸せな連鎖ではないかなと思います。

 突然コメントして迷惑ではないかなと毎度怯えつつ、明日もどこかにコメントを書くつもりです。

サポートは本当に励みになります。ありがとうございます。 noteでの感想執筆活動に役立てたいと思います。