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時刻表の旅vol.6。1980年8月愛知県の大高駅から鹿児島県佐多岬までの旅。

皆さんは時刻表の旅ってご存じですか。自分の最寄りの駅から目的地まで、時刻表の中で旅をします。ここからあそこまでは特急にのって、あの駅で乗り換えて、今度はあそこまでこの電車で行く。実際やってみますね。
見方:乗車駅名(出発時間)電車名(到着時間)到着駅

今回の目的地

本土最南端の佐多岬へ行ってみたいと思います。特に楽しみなのは、日本最古の灯台のひとつ「佐多岬灯台」をみることです。灯台が好きなんです。帰りには指宿で砂湯に入り、大好きな焼酎「明るい農村」の蔵に行ってみたいと思います。今回は1980年8月の時刻表で旅をします。

大高(16:59)普通553M(17:14)名古屋


名古屋駅でおつまみとビールを買います。おつまみは「みそたま」と「じゃがりこ手羽先味」。ビールは「プレミアムモルツ」500mlを買いたいと思います。

名古屋(17:44)特急しなの10号(19:33)京都

約2時間で京都です。ちょうどほろ酔いでうとうとしたころに到着でしょうか。京都駅でお弁当を買いたいと思います。まんざら亭の「京都牛とだし巻弁当」と京都の地酒「神蔵」を買って次の列車へ乗り込みたいと思います。

京都(20:06)寝台特急なは(11:44)西鹿児島


車両は583系、大好きな車両です。12両編成でグリーン車がついています。食堂車が連結されていますが営業休止です。残念ですね。おいしい日本酒とお弁当を食べてぐっすり寝ます。起きたら九州です。
熊本駅に8:11到着。ここで12分停車します。朝ごはんを買いに行きます。「くまもとあか牛ランチBOX」を買いたいと思います。昨晩も牛でしたが。

西鹿児島(12:25)普通739D(13:40)指宿

西鹿児島駅で「桜島灰干し弁当」を買いたいと思います。なんか変わった名前ですね。なんでも桜島の火山灰を殺菌して魚を干すときに使うという鹿児島特有の製法のようです。

指宿(14:02)鹿児島交通バス(14:16)山川桟橋

バスでの移動です。10分ちょっとです。

山川港(14:50)錦江湾フェリー(15:45)佐多

たぶん桜島を見ながらゆっくり船旅を楽しめるのでしょうね。

佐多(15:53)鹿児島交通バス(16:55)佐多岬

途中大泊で乗り換えて終点の佐多岬へ無事到着です。

まとめ


大高駅からほぼ24時間。寝台特急「なは」の乗車時間は約15時間。旅の大半は「なは」の中ですね。帰りは指宿で砂湯に入ったあと、あの「明るい農村」を作っている霧島町蒸留所へ行って蔵見学をして帰りたいと思います。ちなみに、同じルートを2022年3月に行くと大高駅からは鹿児島県の古江というところまでしか同日に行けません。つまり一泊しなければならず24時間31分かかります。寝台特急は時間を有効に使えたのですね。今回は佐多岬へ佐多岬灯台を見に行ってみました。


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