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母から理不尽を受けた私が大人になって出た弊害

私は何か問題が起こると

「何故こうなったんだろうか?」




原因を探る癖がある


不倫してしまったのも

そもそも夫と結婚したのも

自分の意思でしたことなのに

本音とは違う感じがして

モヤモヤしていた


このモヤモヤとは何だろう?


と考えると


ヒントは子供時代にあった


そういえば私は



本音をずっと隠している人生だった


ということに気が付いた


本音を何故言えなくなったんだろう?



と考えた時に思った


本音を言えないような


家庭環境だったなぁ。。。




私は三姉妹で真ん中

次女だった


姉は元々体が弱く

精神も弱かった

癇癪持ちだったし

急にキーとなることに家族が怯えていた

勉強も習い事をやらせても

イマイチで

親の手がかかる子供だった


一方

わたしは平均より身長も高く

幼稚園も年少なのに年長クラスに入れられたり

やけに大人っぽい子供だった

勉強も習い事も運動も

やらせるとなんでも良くできた

母は私は何不自由なく生きている子

という認識だった



母はそんな私を


セーブさせるようなことばかり言ってきた

姉が自信をなくさないように

ということばかり気を遣っていたのを


子供ながらに頭でわかっていた



こうして空気を読んで

姉が嫌な気持ちにならないようにと

感じてわかっている

という態度を私は取り続けていた


そうすると


母から


偉いねと褒めてもらう方向性ではなく


母はやがて

私をないがしろにするようになった




ある日


どう考えても姉の方が悪いよねということがあった

母は「それはお姉ちゃんが悪いね」


と叱らなかった


母は私に


「我慢しなさい」


という態度だった

「なんでわたしばっかり我慢しないといけないの??」


の問いに対して


「それは我慢じゃなくて、Yは出来るっていう風に考えられることはできないの?」


という母の答えだった



姉は言いたい放題

よく姉からの言葉に傷ついた

それも全く注意しない


お姉ちゃんは私を傷つけても良い人なんだと思ったし


それをお母さんは許しているんだ


とも思った



姉が中学に上がると


不登校になった


理由はわからない


母に「お姉ちゃんどうしたの?」



と聞いても


「あなたにはわからないでしょ!!」


とキレられた


そうなのか。。。


その時


私は疑問をぶつけることも許されていないんだと自覚した


今ある環境に適応し


生きる


子供だから


これ違うよね?


と指摘できるほど頭が良くないし


間違っていると感じることもできない

言われたことに従うことで

生きていた


結局姉みたいに

感情剥き出しで

めんどくさいことをしてくる子供の方が

尊重される


こちらは好きで出していないわけではなく

姉がそうだから


私までは出せないよ


という感じだった



大人になり


一人暮らしのわたしの家に姉が転がり込んできた


その時も


お姉ちゃんが行くから


と勝手に母が段取りして


姉を送りこんだ


姉というより

母の私への対応がいつも嫌だった



姉は


「なんかごめんね

お母さん、Yのところへ行けば良いって言ってさ

迷惑かけると思うけどよろしく」


という感じだった


姉とは言え


頼れるタイプではなかったし


いつまでこれが続くんだろうと


絶望していた


こうやって

当たり前に

言われなくても空気を読んで

対応していくわたしは


モラハラ夫の餌食となった


こんなにモラハラしやすい人間はなかなかいないと思う


夫からすると


勝手に空気を読んでくれて


自分の都合の悪いことを外部に漏らさない私のような存在を嗅ぎ分けていたんだと思う


うまくやり過ごすのは得意だった


本音とは裏腹に。。。


続く





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